迷子になりにゆく

October 31, 2009

モニとふたりで来年の夏まで世界中あちこちウロウロしようと思っていろいろ計画を立てて見たが、どうやってもくだらない感じがしてきたのでやめてしまった。

うろうろするのをやめた、のではありません。

計画するのをやめたのだ。

モニの母国の田舎を巡る計画もカリフォルニアからラスベガスも含めた一帯を巡る計画も、計画をつくるといっぺんに未来の時間が色褪せてみえてしまう。

でも、やっぱし計画なんてしたくないっちたら怒られっぺなあー、と考えながらモニさんの部屋に行きました。

ドアを開けたら、「ガメ、旅行の計画なんてやめよう」といきなりゆわれた(^^)

アイテナリなんてなしでいいべ。

テキトーでいいや。

それからモニとわっしはカリフォルニアとフランスの地図を暖炉にくべてふたりでカクテルをつくって飲みました。

White Russian、知ってるかね。

ベイリーズでつくるとうまいんだぜ。

モニとわっしはふたりともときどき世界が途方もなく嫌いになる。

そーゆーときにわしらに会った人は災難です。

ゆーこともやることも無茶苦茶だからな。

でもモニとわっしはときどき世界が途方もなく好きになる。

この世界にあるすべてのものが愛しくてかけがえのないものに思われて、ふたりで抱き合って泣きたくなることもあるのです。

そんでもって、世界を愛するには、「こつ」のようなものがあるようだ。

計画してはダメである。

無理もダメだのい。

急ぐのは、もっともダメです。

忙しい人間には生きる資格がない、と連合王国の詩人もゆっておる。

忙しいひとは恋もしてはいかむ。

忙しいひとの恋はだいたいにおいて実際にはストレス解消だからな。

なんだか日本にいるあいだに「マジメ」になってしまうところであった。

危なかった。

日本のひとは怒濤のようにマジメだからな。

うつるとこだったやん。

わっしは、生まれてから、いつもこの広い世界で迷子であった。

モニと結婚するまでは、知らねーねーちゃんのベッドで眼がさめる朝が多い、不逞な迷子だったが、迷子は迷子です。

いつも何をやっているか、自分でもさっぱりわからなかったが、モニに拾われてからは、

そーか、このひとのジニー(魔法使いのランプどすな)でゆけばいいな、と思った。

あのコシコシすると、でろろろん、とあらわれて「なんでも願いをかなえてあげよー」ちゅう奴ね。

アラビア製のやつは「願い事は3回まで」なんちゃってケチだが、モニさんが拾った奴は連合王国製なので丈夫で何回も使えてお徳である。

マジメになると、世界が見えにくくなる。

焦点があってしまうからだな、きっと。

焦点があってしまった眼というものは、視界が狭いので世界がちゃんと見えないのです。

わっしは、もうちょっとでマジメになってしまうところであった。

危機一髪。一発、じゃないんだよ。知ってた?

ハゲてるおっちゃんは危機に弱いのだろーか。

閑話休題。

地図も書きかけのアイテナリも燃やしたモニとわっしはワインを開けて、暖炉に薪をくべて遊んでいます。

美しい揺らぎかたをする炎を見つめながら、

モニのいい匂いのする膝に頭をのせてジャズボーカルを聴いたり、絹よりももっとずっと滑らかなモニのほっぺをわしの鼻や頬ですりすりしたりして遊んだ。

人生にはやっぱり目的なんかないほうが良いようです。

うー、幸せじゃ。

迷子はええのう。

(たっち うっど)

兄弟星サンヨーの危機を救ったナショナルキッドは、さっそうと歓楽都市オーサカに舞い戻って凱旋したが、そこにまっていたのは茶髪や金髪に安もんのメードインチャイナ羽織で武装したヤンキーたちの「エネループ攻撃」であった。

必殺ファッキンドッキンホーに不覚をとったナショナルキッドは捕らえられて拷問台にしばりつけられ兄弟星サンヨーの「太陽電池の謎」を白状せよとヤンキーのにーちゃんやねーちゃんに迫られるのだった。股またちゃんを狙ってきゅいいいいんと不気味に高速回転する鋸の刃。

危うしナショナルキッド、明るいナショナルの日は再びめぐってくるであろうか。

…ウソです。ごめん。でも話のパーツは全部ほんとよ。

「ナショナルキッド」って、おもろいよな。

頭頂部の杜撰をきわめたデザインもたいへんよいと思います。

DVDをリマスターして英語版つくって売ると売れるんちゃうか。

わっしは、このあいだまで「てなもんや三度笠」をケンキューしておったがDVDで残っているのは後半だけだったのでまた遺跡発掘にゆかねばなりません。

書いている人間の知性を示すために時事問題もとりいれてみました。

うちも全部エネループだが、合衆国のコスコとかで見ると棚にはあるが全然売れてないな。プリウスは見えるけどエネループは見えないので「環境見栄っ張り」が買わねーんだな、きっと。

このブログに慣れている人はよく知っていることだが、記事を書いているひとが日本語について学習者であって、しかもえーかげんな性格なので、何かについて書いていても、その論旨を展開するために必要な日本語が難しいと、頭の中にある表現のストックと照合して表現があるほうへ論旨のほうを変える、という豪快なブログなんです。

はっはっは。

自分で書いていても、すごいな。

10月27日の記事で、わっしが企画した意図は、日本の産業の未来をつらつらかおかおと考えてみた場合、クルマは多分もうすぐダメです。

アナリストの分析もEVへの移行でそのまんま中国の勝ち、で一致しておる。

欧州自動車業界はブロック経済と高級車に立てこもってなんとかするだろうが、もともと「自動車文化」として太平洋圏の好みにあわせてクルマをつくってきた日本の自動車会社は、もうだめだんべ、ということのよーです。

カリフォルニアとかではガソリン車でも、もう「両持ちキューブ」が走っているもんな。

「両持ちキューブ」、知りませんか?

日産のキューブとうりふたつだが、Cピラーを片持ちにする強度をつくる技術がないので、そこだけ両持ち(^^)のチューゴクのくるまです。

わりと人気あんねんで。

名前?

そんなもんしらねーよ。

「キュービ」とかじゃねーんでしょうか。

家電はとうのむかしに撃墜されまくっておる。

コンピュータはハードもソフトも初めから終わってます。

当時の「通産省」の強圧マヌケ政策の成果だよな。

ミニコンの頃でもオーガタオーガタ、PCなんかオモチャだろ、ボケ。

NECにやらせとけ、とゆっていたのが命取りだったのい。

アカデミズムのおっちゃんたちも、いまになって「政府が悪い」ゆーてるけど、当時の論文をわし読んじたもんね。

自分だってPCはニンテンドーだってゆうてたやん。

ついでにいうと元マイクロソフトのおっちゃんが対談で「わしらの力でつくった互換機世界」とゆっていて、わっしは椅子からこけそーになった。

だって、あんたって、AX協議会とかっちゅう翼賛団体をつくって、互換機屋さんを弾圧しまくった張本人ですやん。

歴史をごまかしたらあかん。

歴史をごまかすものは亡びるのだ、と「真実の使徒」江沢民先生もゆっておられる。

くやしかったら時代をさかのぼって現場検証をしてこんかい。

おれが嘘つきなら「虐殺はなかった」というお前は大嘘つきちゃうか。

どっちも嘘つきで信用がなくなれば、被害者のおれが勝つに決まっとる。

で、どんな産業がこれからあるか、ちゅうと、なんもありまへんねん。

あのな、あんたたちな、うちとこはこれから食べていけへんくなるんやで。

食料自給率40%とゆいますが、それは「お金があればね」という前提です。

なぜか。

日本の農業は石油依存体質である。

石油がないと農業やれへん。

だからカネの切れ目がメシの切れ目さ。

別れる切れるは芸者の時に云うものよ

メシが切れたら、どうすりゃえーねん。

…とゆーわけで、真実の自給率は1%(^^;)ちょっとだそーです。

(JAのおじちゃん談)

そこでわしは考えた。

他になんか間に合う物があるとしたら成功確率は小さいが「ゲージツ」の助けを借りるしかねーな。

でも、ここがビミョーでして、わっしは本来は「絵」とか「文学」とか考えたわけではないのでし。

ゲージツ的センス、という産業の「基調」になることのほうをほんまは考えておった。

日本の工業製品って、よく出来ていてぴしっぱしっと出来ているがデザインひどいねん。

(すまん)

ところが一方では、たとえば欧州にはごとごろある「デザイン文具屋」とかに行くと、半分は日本のデザインです。

だからデザインセンスがないわけではない、どころではなくて、日本のひとは「他の世界の地域とは全然センスが異なる」という強みのあるデザインなんすな。

だから、これを産業に適応すれば、なんとかなるかな?

と考えてみた、ちゅうことですのい。

クルマでいうと、「ちゃんと自動車になっているアルファロメオ」というのは、むかしからクルマ好きの夢ですたい。

エンジンの音もよければスタイルもばっちしだが、アルファロメオには「走らん」という欠点がある。

一応自動車なんだから実際に道路を走れればもっとよかったのに、というのが一般的なクルマ乗りの感想だと思います。

なにしろ品質向上のためにGMと組もうとした会社だからな。

日本の会社なら「ちゃんと走るアルファロメオ」できるやん。

当然のことながら、ドアとかを取り付ける、とか塗装表面を均等にする、とか板金、とかも全部文化的蓄積の上に出来うる技術だすな。

しかしそこに明示的なゲージツ要素がくわわればすごくカッチョヨクなるであろう。

むかしフランス人はRAV4に狂いまくったのを日本のひとは知っているだろうか。

内装は「精神病院の拘禁室よりひどい」とゆわれたが、ショートバージョンのボディデザインは一部パリ人を熱狂させた。

「デザインセンス」というのは、いちばん身につけるのに時間がかかるんだすな。

連合王国人を見よ。

いまでもダメダメですがな(^^)

でも日本人ならやれるんでねーかなあー、とちょっと思った。

それがマジなゲージツのほうに話が流れていってしまったのですな。

ぽんぴいさんやはげはげさんがコメントをつけてくれて、そこにantonianさんが加わった。

antonian さんは、わっしはずうっと町営斎場職員のおっちゃんだとおもっておったが、実は職業画家(女性)なんだす。

ブログにでかけてみて判明した。

だから antonianさんにとってはコメントの内容は生活実感から来たほぼ自明なことをわざわざ説明しているにすぎないでしょう、きっと。

画家なわけだからいわば「発言することの不利を承知」でコメントしてくれておるのだな。

ついでにいうと、わっしはとってもセクシストなので女性に失礼なことを言う奴もコメントなんか載らん。

そーゆー前提で、話題をすりかえて、「ゲージツとカネ」という記事を書こうと思ってます。

ナショナルキッドはエネループ攻撃をかわしてサンヨー星を救えるだろうか?

明るいナショナルの日はくるか。

次回のお楽しみなのであります。

Follow

Get every new post delivered to your Inbox.