ストランド書店へ行く。

http://www.strandbooks.com/

「The Rape of Nanking 」がまだ平積みになっている。

「K」がデザインの本を探しているあいだ、「チェ」ゲバラの本を立ち読みした。

The Motorcycle Diaries (Diarios de motocicleta)もそうだが、ひとりの魅力的な人物をもつということは、一国の文化を存続させるのに大きな意味を持つ、というような妙なことを考えました。まだ日本のひとを相手になんとか日本という国がおかれた異常な非常事態をわかってもらおうと思った後遺症が残っているのだ。

アパートにもどってカウチに寝転がってKの膝枕で午睡。

William Blake

http://en.wikipedia.org/wiki/William_Blake

の夢を見た。

午後になってまたでかける。

とても寒い。

アパートのホールウエイでしばらく管理のひとたちと話す。

今日は寒すぎる。あそこの角のチキンスープはうまいよ。4ドルだった。

辛くしたければ、ジャマイカンソースをいれればいいんだよ。

ニューヨークに戻ってくるとこのユダヤのひとたちのヒーブリュー訛りがなつかしい。

ソーホーまで歩いた。

「K」はアフリカンアメリカンの若い人たちに人気がある店に入っていってアイルランドカラーの帽子を買う。Kの小さな長頭形の頭にとてもよく似合う。

鏡のなかの帽子を被った自分をためつすがめつ眺めているKを見ていると、日本語で言う「十等身」はある。なにを着ても似合う幸せなひとだ。

容貌や見た目がそのひとの人生にもたらす影響を考えてしまう。

世界は不公平に出来ている。

SohoのDean and Deluca on Broadway

http://www.deandeluca.com/

に行く。

チョコ売り場で何を買うか悩むKの横で音楽にあわせて(小さく)踊っていたら、

売り子のアフリカンアメリカンのねえちゃんに笑われた。

「笑うなよ。失礼ではないか」

「いや、かっこいいわよ」

「へんな奴だと思ったんだろ」

こらえきれなくなって、身体を反らせて笑ってる。

ニューヨークは、いつでも楽しい街です。

Kがやっと決めたチョコを買う。

ぼくはブルーチーズをふたつ買う。

「このオレンジ色のやつは、すげー臭いの?」

「食べてみるかね」

くさくはない。

上品な味です。

これを買うことにする。

「もうひとつ、すげー強烈なやつを選んでよ」

「じゃ、これはどう?食べてみますか?」

「奨めるかね?」

「うん、これなら自信をもって奨められるけど」

「じゃ、食べなくてもいいよ。こっちのと同じくらいの大きさに切ってね」

にーちゃんは、ものすごく真剣な顔でチーズを切ってます。

切る前にチーズを見せて「自分は、この部分をこのくらいに切ろうと思うがそれでいいか?」と言う。

「いいよ」と、ぼく。

アパートに戻ってKとふたりで「Twin Peaks」を見た。

「いまのは、どーゆー意味だ?」とか訊くのでうるさい。

もっともフランス語の映画を観るときはこっちが同じ事をやっているのだから、そうそう邪険にするわけにもいかん。

もう眠い。

でも、今日もよい日です。

This entry was posted in アメリカ. Bookmark the permalink.

コメントをここに書いてね書いてね

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out / Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out / Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out / Change )

Google+ photo

You are commenting using your Google+ account. Log Out / Change )

Connecting to %s