Daily Archives: May 10, 2008

血液型性格判断

「ガメって、やっぱりO型だよねー。はじめっから、知ってた」 「そーですか」 「ガメちゃん、やっぱB型ぽいよねえ。血液型そのまんまの性格だよ」 「ほぉー」 日本にいるとよく交わされる会話です。 心なしか、今回は前回に比べるとあんまり遭遇しないような気もしますが。 わっしは、O型でしょう、とかB型でしょう、とか言われる。 そのたびに、めんどくさいので、何型であると言われても「そーですー」と答えたりしているが、実は、わしは自分の血液型がなんであるのかなんて知りまへん。 そーゆーと、日本のひとはわっしがなんらかのたとえば特殊W型というような邪悪な血液型をもっているので隠しておるとか、不埒にもとぼけておるのだとか考えるようですが真実は異なる。 ほんとに知らないんです。 だって、大怪我したことないもん。 出産したこともないしな。 それは多分クライストチャーチの某病院に行って、わっしが飲んだくれではないかと常々にらんでおるスコットランド人女医に訊けば、わっしの血液型がなんであるかわかります。 血液検査のデータを見ればわかる。 でも、わっしは訊いたことがないからわからん。 AIDSじゃないのは知ってるけど。 日本の人が血液型で人間を分類する趣味があるのは、わっしは日本に来る前から知っておった。新聞に載ったりしてたので、知ってました。そーいえば、わっしがいた気取り屋の多い大学に、日本人が大嫌いなおっちゃん(なんでも日本に一年いたことがあって、そのときにたいそう嫌な思いをしたそーな。単に日本人の女の子に言い寄ってふられただけだったりして)がおって、そのひとが川の畔のパブでビールを飲んだりしておるときによく日本人の血液型性格判断をあげつらっておった。 日本の人がいかに頭が悪くて迷信家であるかの例証として血液型性格判断をもちだすのであります。しかもABO式しか血液型を知らんのだよ、あの人種は。 おっちゃん、日本人は「人種」とちゃうで。 ABO式血液型で性格が分類できる、という考えはクレッチマーもびっくりの奇想天外ですが、結構、信じているひとは多いように見えます。東アジア全般の傾向だという人もいるが、そーなんでしょうか。 わっしはちょっとだけ調べてみたが日本大学の研究者とかが繰り返し公開実験をして有意性が否定されているのに、信じている人がいっぱいいるのであって、科学の民であるはずの日本のひとなのに、どうなってんだかちょっともわからん。いくら科学の側から「そんなのウソだよーん」と言ってみせても、誰も聞いてくれないので科学の側はめんどくさくなってやめてしまったようにも見えます。 衆寡敵せず、という。 ひとつだけ確かなのは現在の「血液型性格判断」はショーバイとして行われているのであって、そのマーケットが巨大なせいで血液型で性格を分類するというのをやめるとお金が儲からなくて困る人がたくさんいる、ということです。能見さん一家は、特に困る。 年中「テレビ視聴者というようなバカを喜ばせるのはたいへんだ」と不遜なことをつぶやいているNテレビのHさんも困る。 「日本人が本来非科学的な証拠」と言われようがなにしようが、これを死守するしかない、のだす。ニューズウィークにまで特集されちったけどな。 道理を説くよりなにより、こーゆーのって、楽に稼ぐにはいいよなあー、とわっしは直ぐに不純なほうへ考えがいく。赤血球の分類であるABO式が受けるんだったら白血球 (HLA)なら、どうであろうか、と思ったがABO式血液型にかわるカルトビジネスにするには、ちょっと複雑知的すぎて、ABO式血液型を信奉するタイプのひとたちをだまくらかすにはちょっと高尚に過ぎるようである。マーケットに向いておらない。それに同じ血液型となると、思いつきの感がまぬがれぬ。 で、突然ですが、わっしは、こう思います。長年の研究の結果である。 いままで科学者の誰もが気がつかなかったことですが、人間の性格は、 左手の小指と、薬指、中指、人差し指、親指それぞれとの長さの比で分類可能である。 小指対薬指は信義・義務の観念の強さなど信頼をつかさどる情操の強さを表す。 小指対中指は他人への反応、すなわち他悪的傾向自悪的傾向の尺度になっておる。 人差し指は活動性、親指はリーダー的な資質の有無を表す。 ダメ? 血液型性格分類よりは科学的だと思うんすけど。 それじゃ手相と差別化が出来てない? うーん。数字を前面に出したらそれらしくならないかしら。 もうちょっと、もっともらしく科学っぽくなったら、再度発表したいと思います。 そのときは、みなで科学の発展のためにしっかりお金を払うよーに。 いま「超マイナスイオン発生器」も研究してるからね。 … Continue reading

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