Daily Archives: July 28, 2008

Jump!

「運動バカ」、であるという。 去年のクリスマスのことであった。 クリスマスというとテーブルを囲んで様々なゲームに時間を費やすのがニュージーランド人の習慣です。 「お互いをひとことで表してみよ」というお題である。 妹がわっしをひとことで表すと、 「運動バカ」という。わっしはなにがなし不愉快であったので 「他には、言いようがねーの?」というと 「運動、という言葉を取ったほうが簡明かつ適切かも」とゆわれた。 バカ、かどうかは猶予を与えるとして、わっしは運動が好きである。 わっしの頭の中には普段「モニ」と「運動」のふたつしか語彙がはいっておらぬとゆってもよい。 もっとも昨日などは「とんかつの政ちゃん」(新潟のとんかつ屋さんです) http://www.masachan.co.jp/masachan/index.html の中入れかつ丼(上にのっかっているでっかいソースかつとは別にご飯とご飯のあいだにもまたかつれつが入っている)が頭の過半を占めておって、しまった、日本を発つ前に行っておくべきであった、と後悔してばかりいたが、こっちは恒常的な状態ではない。 どんな運動が好きかというと ・乗馬  飼い馬は飼い主に似る、という。 わっしの馬はとんでもないねーちゃん(とういうか、もうおばさんだが)であって、むかしから自分が歩くのに飽きると、わっしを背中から振り落とす。 振り落としておいて歯をむきだしてニヤと笑う。こういうと皆ウソだい、馬が笑うもんけ、というが、ほんとうに笑うのだから仕方がない。わっし以外の人間がいるときはすましていて絶対に笑わないので、知っていてやっているのだとわかる。 やなやつである。 わっしはこの性格の悪い馬がいる牧場にいるときには、よく隣の牧場の牧場主の家に酒を飲みに行く。大きな声では言えないが、馬にまたがってゆく。 何故かというと、道路をくるまで行くというと、山をいくつかぐるっと回って行かねばならないが、馬なら細い尾根を伝って山越えできるからです。 くるまだと、いくら酒気帯び運転が合法な国だと言っても、いっぱい飲むと、やはり一晩泊まりになるしな。 普段一緒に散歩に行くときは平気でわっしを振り落とす根性の悪い馬のおばちゃんも、尾根を歩くときは、慎重を極める。 人間でも歩けるかどうかやっとのところを歩いていくのだから、タイトロープ(漢字日本語でなんちゅうか忘れた)を渡るのと同じです。 無事につくと、一挙に機嫌が悪くなる、「アホなことやらせんじゃねーよ」というところでしょうか。 でも、馬は人間よりも偉いのであって帰りは、真っ暗な尾根道を来たときよりも必死で渡っていってくれます。 ・カヤック 最近は日本でも流行っているそーだ。 簡単にいうと水上自転車である。 ペダルの代わりにオールでこぐ。 水面に近く、顔が向いている方角に進むので、ボートとは趣がまったく異なります。 川の急流をくだったりするのは、艇長が短くて「ダンサー」というが、わっしは、ガキガメの頃に、これで川下りをしていて激しく頭を岩に打ち付けたことがある(妹は、現在のわっしのバカぶりを、この事件の直截の結果であると考えているよーです)ので、それ以来、ながーいほそーい巡航型のカヤックしか乗らん。 たとえばネルソンの湾口をカヤックでのんびり横切ってゆくと魚が飛び跳ねて頭上をとんで行くのす。太陽の光で銀色に輝く魚の群れは、どう見てもカヤックを飛び越えて「遊んでいる」のであって、考えてみると、これは学校で習った「知能」の定義と著しく食い違ってます。魚は頭が悪いから遊ばないんじゃなかったっけ? 確かノイローゼになったりするのも蛸までだったような。 ところで日本とは異なってニュージーランドやオーストラリアではカヤックで遊ぶことにひとつ問題がなくもない。 鮫。 ちょっと浜から離れたところをシーカヤックで航行していると鮫に襲われることがある。4隻くらいで航行しているとするといちばん後ろのカヤックが危ねえのす。 後下方の深いところから突然現れてガブとやられる。 わっしは出会ったことはないが、わっしの従兄弟は荷物用に引っ張っていたカヤックを鮫に撃沈された。もうちっとで海のなかにこけて、本人も食べられてしまうところであった。実際、鮫からすると、従兄弟をくおうと思えばいつでも食えたはずであるが、多分、水面まで出て従兄弟の顔を見たところでやめたのである。 まずそうな顔だからな。 … Continue reading

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