Don’t Give Up

今年の初めロンドンに戻っていたとき、M1を運転していたらピーター・ガブリエルの “Don’t Give Up”がラジオでかかって困った。

ピーター・ガブリエルとケイト・ブッシュが歌っている “Don’t Give Up”という1986年につくられた曲は、こういう歌詞です。

in this proud land we grew up strong

we were wanted all along

I was taught to fight, taught to win

I never thought I could fail

no fight left or so it seems

I am a man whose dreams have all deserted

I’ve changed my face, I’ve changed my name

but no one wants you when you lose

don’t give up

‘cos you have friends

don’t give up

you’re not beaten yet

don’t give up

I know you can make it good

though I saw it all around

never thought I could be affected

thought that we’d be the last to go

it is so strange the way things turn

drove the night toward my home

the place that I was born, on the lakeside

as daylight broke, I saw the earth

the trees had burned down to the ground

don’t give up

you still have us

don’t give up

we don’t need much of anything

don’t give up

’cause somewhere there’s a place

where we belong

rest your head

you worry too much

it’s going to be alright

when times get rough

you can fall back on us

don’t give up

please don’t give up

‘got to walk out of here

I can’t take anymore

going to stand on that bridge

keep my eyes down below

whatever may come

and whatever may go

that river’s flowing

that river’s flowing

moved on to another town

tried hard to settle down

for every job, so many men

so many men no-one needs

don’t give up

’cause you have friends

don’t give up

you’re not the only one

don’t give up

no reason to be ashamed

don’t give up

you still have us

don’t give up now

we’re proud of who you are

don’t give up

you know it’s never been easy

don’t give up

’cause I believe there’s the a place

there’s a place where we belong

この曲は連合王国がどん底であったときに出来た。

いまもどん底だが、1986年もそうだったんです。

年がら年中「どん底」ばっかしなのは、いわば連合王国の伝統だからな(^^;)

なぜ、この曲が流れてきて困ったかというと、だって当然だんび、いまは「自称ニュージーランド人」だが、もとは連合王国人だからな。

かつての同僚が、どうやって暮らしているか考えてしまったのに決まってます。

わっしはいぶかしがるモニを横目にいちばん初めの出口で出て(連合王国は高速道路はタダなので、ケチなわっしでもこういうときには好きなところで出られるのです)

路肩にとめて、おもいきり泣いてしまったのい。

rest your head

you worry too much

it’s going to be alright

when times get rough

you can fall back on us

don’t give up

please don’t give up

というところや、

don’t give up

you still have us

don’t give up

we don’t need much of anything

don’t give up

’cause somewhere there’s a place

where we belong

でも泣いてしまうが、自分で考えても意外なことにいちばん爆発なのは、

moved on to another town

tried hard to settle down

for every job, so many men

so many men no-one needs

であった。

大嫌いな翻訳ということをすると、きっと、こんなふうでしょう。

また次の町へ ぼくは行った

そこで、すごく頑張ってやってみたんだ

でも、どの仕事にも、たくさんの人間が群がってる

たくさんの たくさんの、誰にも必要とされない人間たち

…泣きくるっちった。

あまりにベタだときみは笑うだろうが、人間の世界はなんとバカで、

いったん金のこととなると、世界は、なんと残酷なのだろう。

うまくいっているひとたちにはお笑い種でも、うまくいかない人生のまっただなかにいるひとにとっては、おためごかしでもいいから、

don’t give up

‘cos you have friends

don’t give up

you’re not beaten yet

don’t give up

I know you can make it good

とゆってもらえることは、とても大事だと思う。

日本にも、そーゆーシステムがあるのかしら。

youtubeにひょっとしてあるかな、と思って見てみたらあったのでここに原曲を貼り付けておきます。


D

うまくいかなくなったとき、いったい世の中には個々の人間のほうでなくて、世界のほうが先に破滅する方法はないのか?

とも思いますが、とりあえずは、まずくいきつつあるひとのために、誰か、なんとかゆわんかな、と考えました。

日本のひと、

Don’t give up!

Please don’t.

…’Cos この世界には日本のひとの友達がたくさんいるんだから

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4 Responses to Don’t Give Up

  1. Aladdin Sane says:

    おいらは、The jamというバンドのSetting Sonsというアルバムを聴きながらよく泣くよ。おいらは、英語なんぞわからんし、何を歌っているのか全く理解していないが、それでも何故か泣けるんだ。

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  2. ぽんぴい says:

    毛糸bushは、これが好きだったhttp://www.youtube.com/watch?v=tWdHOm256N4ぼくん中ではこれに似てたんだよねhttp://www.youtube.com/watch?v=H2Drw2_HmK0そしてこれおもしろいhttp://www.youtube.com/watch?v=yYAS92XPvIMこの前言いたかったのはね、芸術というのは人間の感受性を創造する最終の手段であります  ということでそれを経済の文脈の中に入れても、意見ねーじゃん  ということであったのだけどこれもすごく面白かったですhttp://www.youtube.com/watch?v=hgYUh6oVVOwぜんぶ著作権無視してます すいません

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  3. gameover1001 says:

    antonianさん、眠いけど、がんばれば最後までご返信が書けるかのう。(途中で眠っちたらゆるしてくれ)>芸術は金なきゃ出来ねーよ。金かかるんだよ。そのひとことを聞いて安心しました。やっぱりそうだよねえ。わしはひょっとしたら日本ではみんなゲージツはボランティアでやることになってるのかと思ってビビっていたところでした。よかった。>日本人ってなんだかげいじつかはビンボさせときゃいいという謎の都市伝説を信じとるそれで記事の後半がこうなったんだけどな。わっしもそう思うだよ。>ゴッホの伝記の読みすぎだなアレは。ぶっははっはの、は。そーなんですか?ゴフさんの手紙って小林秀雄とかまで書いているんだすな。でも、あれ、なんだかヘンでしょう?わっしはヘンだと思う。ゲージツカが日本においてはビンボでもてない運命は、あれで定まったな。>げいじつかは飯の種の心配をしなくてよい状況に置くのがよい商業主義でない金があるのがいちばん良いのだすな、きっと。マーク・トゥエインとか、いいな。金持ちの家にうまれつくというのも良さそうだが、意外と成功率が低いんだすな。antonian旦那は当然ピカソ的な対処の仕方、というものを知っているでしょう?彼のひとは金との向き合い方において天才どした。有名になってからは何か払うときは小切手で払うのよね。相手が、ピカソのサインを惜しがって現金化しないのを見越しておる(^^)これほどのサーカズムはないの。ピカソというひとが、いかに非芸術人の心根を見抜いていたかわかります。>しかしまぁ金持ちになる必要は別にないというのが正しい。いや長い眼でみると、それじゃダメですよ。いっぱつあたりゃデカイんじゃ、という迷妄がないとガキがゲージツカになるもティべーションがさがるでしょう。ガキはバカなのでゲージツと世界の物質的な関わりなんてわからんもん。ランボーみたいに詩で財をなそうと思う天才も世の中にはいるわけだすからな。あのタイプの肌触りの詩人が現代の世界からいなくなったのは、「詩人では絶対もうからん」という正しい情報が頭の悪いガキどもにあまねく行き渡ってしまったからだとわしは思う。>ゆえにげいじつかには金持ちのパトロンは必要なのだ。共産主義国家は、もうちょっとだったのい。政治家は頭わるいからダメっちったけど。社会が芸術家を養うという方法があるとすれば社会の形としては日本みたいなほんとうは人民民主主義の「仮想資本主義社会」がいちばんえーんちゃうか、と思うんすけど。ダメなのかな。>知り合いにおフランスの貴族がいる一応、あの国は革命やったんすけどね。(モニのかーちゃんの親戚だったりして)>親父は藤田嗣治のパトロンをしていて、ご本人はクリストのパトロンしていたようです。それじゃ名指ししてるのと同じでねーけ。モニのかーちゃんとかんけーなくて安心しましたが。>日本の場合も戦前はそういう太っ腹なパトロンさんがいて「西洋のまね」でなくて、社会責任だと思ってたんすよね。大原さんみたいなひとはもちろんですが、会社の雇われ役員でも、そういう気持ちがあった。すごい、と思います。>芸ブリエルさんも貴族で、坊ちゃま君ですだからそーゆー声で、そーゆー音なんですのい。そこが、いまいちなひとなんです。親切な金持ちガキなのでバイロン卿になれなかった。ま、 もちろã‚
    本人もバイロン卿なんかには死んでもなりたくなかったのに決まってますが、しかしゲージツの世界とゆえど、100メートル競走を80メートルくら いのところから走ってるんだから、そんな程度でゴールで喜んでいていていいの?っちゅうことが当然あるべきと思います。わしは、やっぱりきちがいバイロンのほうが好きだのい。>日本の新興成金さんは消費することしか考えとらん「自称金持ち」なだけだからすかたねっすよ。日本のガローへ行くと、だから(画廊のほうもマーケティングがあるのであろう)資産にもゲージツにもならん300万円くらいから500万円くらいの絵ばっか並んでいて涙をもよおさせるところがあるでしょう。「有名な画家の駄作」には最もよいマーケットだすがな。展示を見ると、結構、泣けるな。>コンテンツに金を投じることで己が生み出すのだという意識がない。わしは別にバラージオの持ち主おやじみたいに下品な「資産主義」で絵を買ってもよいと思いますけどな。えらそーにいうと、日本人は「絵を買う」という行為の意味がわかっておらん。(ははは。ほんとにエラソー)画家も成金も両方まるぞんだすな、あれでは。>「経済」という観点の投資だったし。うんにゃ、だから「投資」に徹すれば画家のみなさんにも「批評力」としてはたらきうるんです。そーゆー点では「おかね」というのはantonian さんが考えるよりも健全ですよ。あれは投資でなくてババ抜きと脱税の混合になったからサザビーとかにまで名指しで「日本人のバカ」とかゆわれた(日本しめたときの巻頭言)んです。>私は貧しいがブックオフでは買わないようにしてます。えらいのい。>ちなみにげいじつかに必要なのは「孤独」かもしれない心理学的にはまことに真実なんですけどね。わっしは信じたくないのう。だからコローとかへの評価が妙に高くなるんだしょうか。>ゴッホはビンボだったからじゃなくて理解者を渇望してた。誰だっかゴフは「犬みたいに身も蓋もないやつだった」とゆっておった。人間の社会性を無視したひとだすな。わしはゴフみたいな絵は嫌いなはずなのに、何回も見てしまう。見ると眼が話せなくなってしまう。その理由がわからんので、来年はゴフがいたところをモニとめぐってみるべ、とおもってますだ。ヘンな奴だった。でも、こわいひとだったすな。あんまり「ほんとうのこと」に近づいてはいかんっちゅうのに。ヨーロッパの約束をまるごと無視するヘンなおっさんどしたな。すげーやつだった。>金持っててもやれる人はやるし、なくてもやってる人はやってる。うーむ。いいな。やっぱしantonian はカッコエエな。ゲージツが出てくるところには「カネ」はさわれねーんだすな。そうやって考えるとカネはゲージツに同時代的にも勝てねーな。>ただ、生活費かせがないといけないとなると時間と精神がかなり削りとられるんで、遠回りになっちゃう。そのとーりだす。順番が逆になっã
    ¡ã‚ƒã†ã‚“だすよな。カネがつねに先にあれば、ちょっとありゃいいだけどな。だから、そこをうまく社会が払う仕組みがあれば、というのはつまりソ連時代に科学に対してもってた仕組みみたいなのでうまいのがあれば、どひゃな文化の劃期がありうるのだと思います。どーであろう。「ゲージツカ年金」みたいなのがいちばんえーんちゃうか。 東京芸術大学の入試を改革して、ゲージツの才能があればアホでもよいことにして、合格したら18歳から年金で暮らせるようにする(^^)。月に20万円でもえーんちゃうか。あと世論操作してゲージツ的に進境すると見目麗しいねーちゃんやにーちゃんが(たとえばフランスにおけるサンスーみたいに)自然と服をぬぎたくなるような社会が醸成されるとサイコーだすな。うーん、考えるだけで燃えるな。そうなったら、わしプーやめてゲージツカでもいいな。

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  4. 菜苦し says:

    厳しい状況は予測出来たのだから、対策をしておかなかった者の自業自得と言われれば、そうなのかもと目を伏せて唇を固く閉じるしかない。「考えなし」を生きてきたら、とうとうこんなになってしまったな。まだ誰か、寄り添ってくれる人が残っているだろうか。それがなんになるだろうという気持ちにもなる私の、傍に寄り添おうとしてくれる人を払いのけたくなる私の隣に?

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