Noel Leemingと日本経済の衰退

モニとわっしはNoel Leemingという電気屋のフロアのまんかに立っておる。
Noel Leemingっちいうのは日本でゆえば「ヤマダ電機」みたいなものでしょうかのい。
あちこちにあってオーストラリアからやってきたHarvey Normanとかと競争してます。
両方のチェーンとも、ゆってるほど安くないのと、店員が賢くないので有名でもある。

でもまあ何か家電とかコンピュータを買おうというときは、一応寄ってみることになっておる。

コンピュータの用事では大規模店舗では、わっしは専ら「Dick Smith」に出かけることにしていますが、ここはですね、「お勧めのテレビ、っちゅうようなものはあるのかのん」と訊くと「DSEっすよ、これっきゃない」と無茶苦茶オタクっぽいにーちゃんがいう。
DSEって、なんだ?
と訊くと、にーさん、ごジョーダンをおっしゃってはいけやせん、もちろん「Dick Smith Electronicsでんがな」とゆいます。

げっ、ショップブランドのテレビやんけ。
自作だったりして、というような店なので、なかなかラウンジに置くテレビを買う度胸が起こらん。

モニとわしが買いたいLCDテレビはどんなものであるかというと、
1 USB入力が付いていてyoutubeやなんかがインターネットから直截でもmpegからでも再生できる。
2 LANに繋げられる。
3 50インチか46インチ

っちゅうようなのがだいたいの条件です。

1は、当然、コンピュータをつなげればいいだけじゃん、という意見もあるだろーが、コンピュータみたいなブサイクなものをつなげるとラウンジが汚れる、という理由でテレビさんが自分でコンピュータの役もやってくれなくては困る。

2は、いまどきLANにもつながらないテレビなんか買ったってしょーがねーだろ、というケーハクな理由。

3は、置くラウンジが、でっかいラウンジとちっこいラウンジのうちの「ちっこいラウンジ」のほうなので、50インチよりデカイとカッコワルイ、という理由に拠っております。
ちっこいラウンジ、だいたい5メートルかける6メートルくらいだからな。
カウチ2つ置いてオットマンおいてテレビ置くと、なんかもうそれだけで、いっぱいいっぱいやもん。ログバーナーも結構デカイのが壁際でえばっておるしな。

だから50インチでよいことにした。

店員のインド人おっちゃんに条件を告げると、「サムソンがお勧めだのお」と言う。
日本のとかは? と訊くと、「技術がオブソリートだから、ダメよ」という。
オブソリートって、あんたね。

ソニーは悪くはないが、性能がサムソンに較べるとちょうど一年遅れているからダメですよ、という。値段はサムソンに較べると、だいぶん安いけど。

結局、パナソニックのなんとかやソニーの「ブラビア」が並んではいるものの、あんまり売りたくない、品質と性能でゆったら絶対サムソンだかんね、っちゅうようなことで、第一、USB端子があってLANにのっけられるテレビがサムソンの「シリーズ6」と「シリーズ8」しかなかったので、問答無用ガメの考え休むに似たりでサムソンに自動的に決まりました。

まっ、買ったのはNoel Leemingでなくてホームシアター専門店に出向いて買ったんだけどな。
50インチのテレビとテレビ台と北欧某社のステレオセットで、不況で困っている店の足下を見て阿漕にもおもいっきり安くしてもらって全部で12000ドル、どした。日本円だと80万円弱、ですかいの。狭いラウンジだから、ちっこいのでいいや、ちゅうんで、スピーカーもアンプも安いものにした。
買った日の夕方に届けて設置してくれました。3時間くらいかかったがの。
設置に来たひとと話していたら、レゲエが好きなひとでGary”Nesta”Pine&Dollarmanとかって知っているのでたいへん盛り上がりました。Time、いいよね。
そりゃそーさ、絶対だぜ、という。
レゲエ版のSgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Bandをかけてやったら、ものすごく設置作業がはかどったようであった(^^)

ところでさっき「北欧某社」と書いたのはaudio proちゅう会社ですが、わっしはほんまはオンキヨーを買おうと思っておった。
結構、好きなんです。オンキヨー。

でももう売ってないねんて。撤退だとかなんだとかで、後のサービスが期待できないから勧められん、とゆわれました。
ガーン。

そうやって考えてみると去年の夏と較べて考えても、そう思ってみるからかもしれないが、日本製品が著しく減っているようです。
冷蔵庫や洗濯機はもともとFisher&Paykelという会社が好きなので、そこのしか買わないが、彼等の競合相手はいつのまにか、こーゆー「白物家電」の分野でも、ハイアルやLG、サムソンになってしまっていて、日本の家電の名前はときどきパナソニック、とかが出てくるくらいだろうか。
パナソニックや東芝、ソニーは、山置きになったセールの「56ドルDVDプレーヤー」とかであって、高級品は、みな欧州製か韓国製です。

考えてみると、こーゆーことは初めてなのではないだろうか。

クルマですら、むかしならカムリを買っていたひとたちが、以前には全然売れなかったフォルクスワーゲンに乗っている。プリウスだけが健闘していましたが、それもピタと止まってしまったようだ。

日本のいたときの記憶とつなぎあわせてみると、多分、日本式の「予選決勝」型のマーケティングが機能しなくなっているのでしょう。
日本の会社は「とりあえず」日本のマーケットで勝って、それから世界に出ていこう、とする。韓国や中国の会社は、いきなり世界市場で商売しようとする。
むかしは、国内の過当な競争にさらされているうちに、とんでもなく品質が高い競争力のある製品をつくるようになって、日本から製品が海外に出て行く頃にはほとんど無敵、
中国戦線で腕を鍛えた零戦パイロットが実戦経験のないP40を撃墜するような鼻息であったのが、このごろは、予選のルールと決勝のルールが全然違うのでボーゼンとしているように見えます。
サッカーの予選に勝って世界大会に出てみたらラグビーの試合でした、というようなことがよくある。

いまこうやってブログ記事を書いているアップルのコンピュータも含めて、わっしのラミュエラの新しい家には日本のものが見渡す限りなにもない、ので、なんだかびっくらしてしまいます。

あっ、でも、今度「heat pump」を付けようと思っているんだけど、あれは富士通だな。

わっしが子供の頃は「日本製品の洪水」がよくオトナどもの話題になっていたのに、祇園精舎の鐘の音が聞こえてきそーである。

スシバーやドンブリめしやがすごい勢いで流行する一方で、「日本」はあちこちで死滅していっている。
昨日も中国人の友人が「日本は、公式にダメな国になってしまったが、アジア人としては、結構参考になることがあったんだよ」とゆっていたが、案外、経済が衰退してあちこちで社会問題にまでなったチューザイがいなくなった日本のほうが、「うけ」という点では良くなってゆくのかも知れません。

国の歴史っちゅうようなものとしては、それはそれでいいんだろう、という気がします。

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