Daily Archives: July 19, 2011

Ooh La La!

1 わしはビルバオにいる。 ビルバオのホテルの部屋で日本人の友達からきたe-mailを読んでいる。 結局、日本語では正しく何事かを考えるということはできないのではないだろうか? ガメ、どう思う? われわれの言語はこの世界にたったひとつの神様が関与しない言語で、ぼくもぼくの友人達も、それをたいそう誇りにしていたものだった。 きみが、日本語に興味をもったのも、そういう理由だった。 長野の山のなかの、あのレストランで、闇のなかに聳え立つ木々の影をながめながら、神と人間の言語の関わりを、われわれが声帯をけいれんさせ舌をふるわせてわずかな語彙で神を考える事の意味を、議論したときの興奮をおぼえている。 だが、結局、神が関与しない言語など悪魔の言語にしか過ぎないのではないだろうか? われわれは、ほんとうのところ悪魔的な民族で、いわば世界のなかで悪魔的な文明を繁殖させているだけなのではなかろうか。 Kさんのメールを何度も読み返してみるが、そうしてわしは、なぜKさんがそう考え出したかも知っているが、 答えなんて判らねーよ。 判りたくないのかも知れない。 それとも、もう人間の言葉で考えるのがめんどくさくなったのかもしれません。 Ooh La La! Ooh La La! 人間の文法で出来たこの息がつまりそうなシンタクスと語彙で考えるくらいなら、意味のない声を挙げて、踊り狂ったほうがいいのではないだろうか。 Ooh La La! Ooh La La! この知能には、この知恵には、この羨望や、この洞察には、 なんの意味もない。 どんな建設性もありやしない。 2 わしはチェルノブイリの結果だという、一つ目の胎児や双頭の幼児、手足が四方八方に生えた不思議な形の人体の標本を見ている。 日本人の若い医学者たちの意見に反駁するアメリカ人やUK人の友人達のメールを読んでいる。 標本の扱い方について初歩的な知識に欠ける、ある種類の日本人たちの統計の取り方を冷笑するドイツ人たちの手紙を読んでいる。 なぜ日本人は、こういうバカどもを訴えないのか? それとも国民ごとバカなのか? ガメは、なぜ日本人たちのために意見を述べてやらないのか? それともきみが日本語が出来るという噂は嘘なのか? Ooh La La!  Ooh … Continue reading

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