多文化な午餐

アジア料理、ということになると、わしはインド料理ばかり食べている。
インドの料理なら一週間毎日食べていても、ぜんぜん、へーき、どころか幸せである。
前世は「新宿中村屋カレー」を発明したラス・ビハリ・ボース
だったのでは、あるまいか。
インド料理、だいすき。
まるでアジアには他に料理がないかのよーです。
態度わるい。
人種差別なのではないか。

次にうまそーだのおー、と思う、というか旨いとおもうアジア料理はインドネシア料理だろーか。
そ。
バナナの葉で鶏を焼いておコゲにするやつね。AyamXX とゆーよーな名前の、大学に近いくらいの通りに分布するレストランがいーよーだ。

純正マレー料理もうめっす。
代表はNasi lemak、
http://en.wikipedia.org/wiki/Nasi_lemak
だのい。
お皿のまわりにカレーとか鶏肉とかかまぼこみたいなんとかがピーナッツさんやなんかとご飯をまんなかに仲良く環になっておる、あれです。

むかし中国人の男たちがマレー半島に爆発的な植民を行った時期、マレー人のお嫁さんをもらって家庭を築く人が多かったが、そのときに出来たニョニャ
http://nyonyafood.rasamalaysia.com/
も、おいしい。
ラクサ、
http://tonyjsp.com/food/yatai/menu-15.html

がいちばん有名ですのい。
オークランドでは、ふつー、「マレーシア料理」というときには、ニョニャ料理を指している。
鯛を(頭を含めて)まるごと極うすい塩味のスープにいれてぐつぐつ煮込んでつくる麺料理は、ニュージーランド人で魚があまり好きでない人も喜んで食べる。
もともと日本で言えば関西風な味付けを好むニューランド人の嗜好にあっているのだと思われる。

結婚する前は、わしは中国料理もよく食べた。
作るのに簡単だからで、中国人の友達に教わった麺料理をよく作って食べました。

中国は麺の種類が頭がくらくらするくらいあるが、本人たちが最も好む、というか頻用するのは「雲呑麺」という名前で売っている、ほっそーいコシが無茶苦茶つよい麺
http://sesameteaeats.blogspot.com/2010/12/chee-kei-chinese-won-ton-noodles-hong.html
で、別に雲呑をいれるスープ麺だけでなくて、いろいろなことに使うもののよーでした。
この麺の特徴は調理に時間がかからないことで、

1 麺を熱湯にくぐらす
2 くぐらした麺をちべたい流水で冷やす
3 もういっかい熱湯をくぐらす

で、出来てしまう。
お湯がわいておれば、1分もかからん。

チャーシューは、町のあちこちにある中国料理屋や中国食料品店で売っているBBQポーク(赤いほうのやつね)を買ってきたやつをいれる。
青梗菜をいれる。
これも、そこいらじゅうで売っている細かく砕いたニンニクを揚げたのをいれます。
スープはチキンストックにニョクナムか醤油をいれてつくっていた。
日本のひとが聞くとスープのところで卒倒するかもしれないが、だって、これで充分おいしいんだもん。

時間があるときは、これに小麦粉をつけてベトナム風にフライヤーで揚げた鶏肉にレモングラスでつくったソースをのっけたのを別皿で用意する。

すげー、うめーんだよ。

最近は、日本食ブームのせいで、中国のひとびとも「日本麺」という名前で売っている、ラーメンの麺でこーゆースープ麺をつくるひとも増えたよーだ。
日本麺、「内緒だけど、日本のラーメンの麺よりうまいんだよ。どーなってるんだ」と
わしに囁いたトーダイおじさんがいたが、中華料理を発明したのは中国人なので、なんとなく当たり前のよーな気がする。
わしから見ると、「中華料理は日本のほうがうまい」という信念のほうが、ヘンなんちゃう?と思わなくもない。

インド人たちは、このところずっと「インド=チャイニーズ」料理
http://www.hotdishes.net/recipes/Indo_Chinese_recipes
に狂っているので、とーぜん、オークランドにもインドチャイニーズのレストランがたくさんあります。
そこまでいかんでも、インド式炒飯は、うまい。
チャーシューの代わりにタンドリチキンがはいっているのね(^^)
すげー辛くて、すげく、うめっす。

世の中がまぜこぜになって、よいことのひとつは、たとえば、あることについてインド人がどう思っているか、というようなことも「その辺のインド人をつかまえて聞けばわかる」という手軽さにある。
アメリカ人もロシア人もインド人も中国人も、手近にたくさんいるわけで、友達の家のパーティやなんかで会うそーゆーひとたちに聞けば、たとえばパンジャビについてどう思っているか、いろいろな意見が直截聞けます。
そーゆーことに較べると些細なことではあるが、食べ物のバラエティが、どどどどおーんと増えて、質が爆裂で向上したのは、たいへんよいことである。

日本にいたことがあるわしとしては、日本で翻訳された食べ物とオリジナルの違いを較べる楽しみもあります。
「肉まん」というのは、日本人の発明であると思い込んでいたら、「菜肉饅頭」とゆって中国人にとっても、ふつーの食べ物なのだった。
ずっと知らなかったのは、中国の人は「肉まん」を揚げて食べるほうが多いからでした。
それを発見したので、ディムサムに行って「 菜肉饅頭を油で揚げないで、蒸して出してくれんかね」と、どっへたな中国語でお願いした(中国料理屋では英語は通じん)ら、ふっかふっかの、むひょお、なおいしい肉まんが出てきて幸せになったりした。

ノースショアに行くと韓国のひとが5万人だか、まとまって住んでいて韓国料理屋がたくさんあります。クイーン通りという観光客で充満したCBDの通りの丘側の端っこにもたくさん店が並んでいるが、ノースショアに散らばってあちこちにある韓国料理屋のほうが全然うまいよーだ。

この頃は、フクシマ以来、なあーんとなく嫌なので、韓国料理屋にもでかけなくなってしまったが、ずっと前に出かけた韓国料理屋には「独島はわれらのものだ!」と書かれた超巨大ポスターが貼られていて、おー、ニュージーランドでもプロモーションしてるんだなあー、すげー、と思って眺めていたら、主人のおっさんがやってきて、きみはこの問題を知っているかね?
という。
しらねー、というと。
日本人がいかに悪逆非道で韓国固有の領土を簒奪しているかについて、滔滔と、半分以上聞き取れない英語で大演説をぶつので疲れた。
ニュージーランド人も一緒に日本人と戦おう、というので、笑ってしまいました。
笑っちゃいけないんだけどね。
でもつい、ふきだしてしまった。
おっちゃんは傷ついたであろう。
ごめんね、おっちゃん。

次に行ったときには、しかし、もうポスターはなかったので、韓国料理屋には結構おおい日本人客が来なくなったのを発見して商売を優先することにしたのだろーか。
経済は健全だのおー、とおもったりしたが、
案外、飽きただけなのかもしれません。

今日はひさしぶりにアジア料理食べにいくべかなあー、と考えていたら、ずるずると食べ物の話に拘泥してしまった。

でも、多文化、おいしーんだよ。
ほんとよ。
アヤム・リチャリチャ。
テンポヤク。
ポヨ。

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