嫌い

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英語を話す国に生まれて育った子供なら誰でも知っている歌がある。

Nobody likes me, everybody hates me,
Guess I’ll go eat worms.
Long, thin, slimy ones; Short, fat, juicy ones,
Itsy, bitsy, fuzzy wuzzy worms.
Down goes the first one, down goes the second one,
Oh how they wiggle and squirm.
Up comes the first one, up comes the second one,
Oh how they wiggle and squirm.
I’ll cut their heads off
suck their guts out
and throw their skins away
Surprising how us girls can eat
worms three times a day
That’s how we get our wiggles.

夏のキャンプファイアや、学校のバスのなかで、よく歌われる歌です。

ぼくを好きな人間なんていないんだ
みんなが、ぼくをすごく嫌ってるんだよ。

で、始まるこの歌は、最後まで日本語でいうヤケクソの極みで、いじめられっ子でひとりぼっちの子供の気持ちが、冗談めかして、うまく表現されている。
もっとも、しんみり歌う歌のわけは、もちろんなくて、みんなで笑いながら合唱する歌であることは、言うまでもない。

ぼくが日本語を勉強して暫くたったとき、親日、反日、という言葉がアンダーグラウンドのネット世界だけでなくて、普通のおとなが、日常の会話に使っているのを見て面白いと考えた。
最後に日本にいた頃、2010年には、書店の店頭に、表紙に親日反日という文字が躍る本がたくさん平積みされていたりした。

あるいは日本の戦争中の桁外れの蛮行について誰かが書くと、必ず、確かに日本兵がやったことは酷かったかもしれないが、アメリカやイギリスだってやってきたことじゃないか、と言う人がひとりやふたりではなく現れて、話をうやむやにして、議論が始まる前に消滅していくのに気が付いた。

では自分では、自分が生まれて育った国をどう思っているのだろう?
と考えてみたが、わざわざ意識しないと、いったい自分が自分の国を気に入っているのか、あんまり好感を持てないでいるのか、あらためて考えてみないと判らないくらいで、ふだんは意識されないことだが、いろいろなことを考えあわせてみると、イギリス人にとっては、自分の国を好きな外国人に遭遇したときのほうが違和感があるというか、へ?、なのだと感じる。
きっと世界中に出かけて冨を収奪してきた、という、勉強好きな国民性の日本の人なら、きっと口にしそうな歴史的背景のせいかもしれないが、ふつうのイギリス人には、そういう意識はなくて、「だいたい、どこの国の人もイギリス人が嫌いなんじゃないかなあー。理由は判らないけど、態度がでかいからじゃない?」くらいのことでありそうです。

サッカーというスポーツは、猛虎会のお下品バージョンというか、危ないおっちゃんのファンがたくさんいるスポーツで、また、そのアナーキーな雰囲気を好きでサッカースタジアムに座っている人が多い。
社会の下層の、やけのやんぱちみたいな人の祝祭として機能している。
英語ではサッカーの歴史の本が、日本語で言えば、全部ひらがなで書かれているような本から、衒学的で、あんた漢文でこれ書いたの?と言いたくなるような学術書もどきまで無数にあるが、暇つぶしに、ビールをちびちびなめながら読んでいると、スコットランドが勝ったのに激昂したイングランド人サポーターたちが、グラウンドになだれこんで、スコットランドのゴールキーパーを、ぶち殺して、首をちょん切って、その首を蹴ってサッカーをやって遊んだりしている。

もともと、そういうスポーツで、そういうファンなのね。

東京でサッカーのワールドカップが行われることになって、
日本にとっては前代未聞というか、本国でも札付きの柄の悪いイギリス人が大挙してやってきた。

ゴジラがやってきたようなもので、ははは、服部時計店とかなくなるんちゃうかしら、と思ってみていた。
メーサー砲が出動しなければならなくなるのではないか。

ところが、いつもはチン〇ンまるだしで夜更けの町を走りまわったり、酔い覚ましの運動の代わりにパブの椅子をバッキバキに折ったりするのが習慣のおっちゃんたちが、おとなしくて、イギリス人の暴走ぶりに眉を顰めて、「話には聞いていたが、やっぱりイギリス人て乱暴なだけのバカなんですね」と語る日本人の談話を伝えようと手ぐすねひいていた特派員たちをしらけさせた。
そのかわりに見出しとしてでかでかとテレグラフ紙の、スポーツページのトップを飾ったのは
「もしかして、わしら好かれてるの?」
という傷ましくもマヌケなフーリガンの言葉でした。

ひょっとして日本人はイギリス人が好きなのではないか。
イギリスを好きな国が存在するなんて、そんなバカなことが現実にあるのかしら。

あまりのことにショックを受けたフーリガンたちは、暴れもせで、色も隠して、なんだか幽霊をみてしまった猫のおとなしさで、ぼーぜんとしたまま故国に帰っていったもののよーでした。

そういう例を思い出しても、やはり平均的なイギリス人の自国評判への印象は、「よく知らんけど、外国人はわしらのこと嫌いなんじゃない? そういうものなんちゃうの?」であると思います。

で、本題に入るまでに前置きが長かったので、前置きだけで、ごまかしてやめちゃおうかと思ったんだけど、今日は大晦日で、2016年という始まりから終わりまで、みっちりサイテーな出来事がおせち料理の重箱のように詰まった、世にもくだらない年の最後の日なので本題を書くと、
「嫌われることを恐れてはいけない」ということを書こうと思っていました。

James F. 、自称大庭亀夫の、日本の四海に数多跋扈する、おっさんトロルたちのあいだでは、日本語が上手すぎるのでニセガイジンなのではないかという根強い噂があるらしいヘンな人が、

と述べている。
このもともと能力が著しく筋肉の機能に偏ったにーちゃんが自分の頭で考えて、まともなことを言うわけはないので、いずれ、なんとはなしに英語人の世界では、あったりまえのことを、日本語の表現を思いついたので書いてみたら、なんだかやたらたくさんの人が、あろうことかなかろうことか、意外なことを言うね、と反応して、いっぱいリトゥイートされて、ごくごく平凡な英語人にとっての生活の基本的態度を書いてみたら、なんだかうけてしまった。
なんでだ?
程度のことだと想像される。

だから逆の立場からは、留学生も、オフィスの同僚も、あるいはビジネスの相手も、果ては遙々やってきた首相ですら「日本人はYesしか言わない」ので知られていて、けしからん人々に至っては、日本の女の子のそばにすりよって、「イッパツやらせてくれない」と聞いてみて、「No。向こうへ行け、シッシ」と言われて、逆上して、「日本人だからYesに決まってんだろ。このスベタめが、こうしてくれるわ」と待ち伏せしていたパブの隣の空き地で絞め殺してしまった(←じつは実話)りしている。

日本人はYesなひとびとで、不思議がられている。

日本文化のなかで育った人が極端に人に好かれようとする傾向があるのは、同根で、嫌われることを異常なくらい避けると、ぼくには思える。
めんどくさいことに、またぞろ「えええー。人に好かれたいのは、どこの国民だっておなじなんじゃないですかあ?」の人がやってくるに決まっているが、これは別のブログ記事が書く予定なので、ここではシカトする。

こういうことがあった。
ぼくの家を買いたいという人がやってきたんだよ。
初めはデベロッパーと不動産会社の人がふたり連れでやってきた。
市場の価格の二倍で結構ですから。

中国って行ったことないんですけど、やっぱり小籠包とかおいしいんですか?
へえええ。14歳で、初めての家を買ったんですか?
中国の人のあいだでは普通のことなのだろうか。
それからドミニオンストリートの酸辣湯がおいしい店や、むちゃくちゃ辛い担々麺の店を話をして40分くらいも笑い声に満ちた楽しい世間話をした。
開発というものを嫌う人もいるけど、ぼくは基本的には町にとって良いことだと思います。
プタカワの木が、どんどん切り倒されてしまうのは嫌だけど、バブル経済の開発のせいで町並がどんどんよくなってゆくのも事実であるとおもう。

さて、では我々はこの辺でおいとまします。
売っていただけるということでいいですね。

NOと言ったので、デベロッパーのおっちゃんの顔が凍り付いたようになった。
ヘビー級ボクサーJames F.のボディブローをもろに受けて、息ができなくなって踏鞴を踏む人の表情になった。

隣に腰掛けていた不動産会社役員のおばちゃんは、なんだか憤然として、こっちを睨んでいます。

デベロッパーおっちゃんのほうは、金髪碧眼そのままの明眸皓歯の、右耳からのぞくと左耳から反対側の景色が見えそうなバブリー美人なおばちゃんと異なって、少しは知性があるようで、文字通り真っ青になりながら、懸命に感情を踏み止めて、
理由を訊いてから、「なるほど、それなら、私でもノーというかも知れません」と驚いた顔で横顔を見つめるおばちゃんを尻目に答えた。

CCDカメラで見ていると、そのまま、なんだかよろよろしながらドライブウエイを歩いて、帰って行きました。

気の毒に、と英語人も思う。
日本人だけではないのね。

ある日、自分にはもっと違う人生があるはずだと思いつめて、決心して、34歳の女の人が、
「別れようと思う」と告げる。
びっくりして言葉を探す夫。
だって理由がないじゃないか。

理由の見当もつかないあなただから、そして、そういうところがあなたのかわいいところだけれど、別れる決心をしたんじゃないの、と当然奥さんは思うが、イギリス人やニュージーランド人は、あんまりそういうことを言い募ることを好みません。
「もう決めました」とだけ、言う。
夫のほうも、まるきりのバカではないので、鉄の仮面のように冷たい表情の妻の内心には激しく哭く声が反響していることくらいは判っている。

あるいは働き者で常連客の評判もとてもいい若いアルバイトの女の子に、週末の忙しいときに休まれると困るので、考え直してくれないか、と店主が頼んでいる。
女の子は、にっこり笑って「ノオ」と言う。
特に理由を説明もしないし、店主も説明を求めはしません。
意味がないから訊きもしないし、説明もしない。
NoはNoで、本来、Noである理由を他人に説明する必要が、あるはずがない。

ところが日本の社会では、社会の悪い癖で、突然、店主が詰り始める。
いままで、あれほど待遇を考えてやったのに、どうしてそんなことが出来るのかな、おれには判らないよ。
酷い人になると、きみは世の中を甘くみすぎているのではないか、というようなマヌケな説教を始める人までいる。

仲が良いバイト仲間の女の人に、あることもないことも、あることとないことの比がが1:7くらいの悪口を吹き込み始める。
更衣室のドアをパッと開けただけで、自分にたいして敵意がピュンピュンとんでくるのが肌でわかる。

ぼくの観察によると、日本は、宥和を破る人間を殺人犯や幼児強姦魔なみに憎悪する点で世界にも珍しい国なので、めんどくさいが、平たく述べて「嫌われる」ことになるよーです。

でもね。
それは日本の社会の側の問題で、きみの問題ではないのですよ。
日本語の壁がどんなに高くても、インターネットが神経系ネットワークのように世界を覆う21世紀の社会なので、だんだん人間は自由なのだということがユニバレしてきて、隠せなくなって、天然全体主義の日本の社会でも、ひとり、またひとりと個人主義の人間が誕生してゆく。
その嚆矢としての時期に生きているので、自然、軋轢が生じるが、それはあくまで情緒による全体主義的な社会を維持することによって、たいしたマネジメント努力なしに日本語人をこきつかおうという要請に血迷っている社会の側の、しかも古臭くて、ないものねだりの性向が引き起こす問題で、不快ではあるが、きみのほうに問題があるわけではない。

だから、日本の社会で人間として生きようとして、周囲に嫌われることを恐れてはいけないんだと思うのね。

え?
本題、たったそれだけなの?
と、つぶやいたきみ。

ほんとは、そもそも邪なものに嫌われないということはダメなことなのだとか、なんとか、かんとか、書きついで論旨を拡大しようと思っていたのだけど、
シャンパン飲みたいんだよー。
本題に触れただけでもラッキーだったと感謝するよーに。
寛容が大事ですぞ。

明日は、みなが静かでやさしいもの思いにひたる、お正月なんだし。
ふふふ。

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9 Responses to 嫌い

  1. 太郎 says:

    本屋に行くと親日とか反日とか書いた本が置いてあるからそういう事を気にする人は居るのでしょう。が、私など、この世に日本の人の言う「親日」の人などいる訳無いじゃん、大体日本の事など嫌いなのが普通だろうと思ってるから、「日本は好き」とかいう外国の人に会うと「ひぇー、こんな国好きな人居るんだ」と驚きまする。でも、私はUKは好きですよ。何故なら、ビールのグラスは十分大きいし、料理は簡単に作れる(これは大事)し、美味いウィスキーがある - 最高では無いだろうか?
    日本の社会の中に融和を異常に好む集団が居ることは事実で、気の弱い(もしかすると普通の?)人は結構無理強いされてしまっているのかもしれませんが、実際問題、融和ばかりしては生きていけないので、これをぶち壊すのも一つの芸です。それをしんなり文句の付け様のないように陰険にやって擦り抜けるか、正面から滅茶苦茶にぶち壊して他の連中が混乱したり怒ったりしてるのを見て楽しむかは、場合にもよるしその人の性格にもよりますが。しかし、そういうのは出来る人と出来ない人がいるだろうから、どんな人でも必要な時はNoと普通に言える社会になる方が良いですね。

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  2. みみっち says:

    「理由の見当もつかないあなただから、そして、そういうところがあなたのかわいいところだけれど、別れる決心をしたんじゃないの、」

    思わず、ふふふ、と笑いました。

    決心はあっても揺れるなあ、と感じながらもうそれは懐かしさになっていて別れる。

    孤独と自由の瞬間。

    感謝を伝えたくてコメント書きました。
    よいお年を。

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  3.  昨日はいすみ鉄道の社長さんのブログをTweetしてくださってありがとうございました。自分ではうまく表現できずにいて内心忸怩たる思いでおりました。ブログをFacebookに共有したところ早速中国の方がシェアしてくださいました。この手のお話で誤解を解こうとすると「外国人に好かれたいのか?」とか「なんでそんなにいい人ぶるのか?」と言われます。心外を通り越して呆れ果ててしまいます。親日・反日のお話はたいへん傲慢な物言いで2017年に変わりゆくこの瞬間に日本から空を見上げて天動説を唱えるようなお話で、ほかに外国との関わり方の基軸がないのかと情けなくなってしまいます。

     ところで亀殿、話が少しずれてしまいますが日本人で英国に対して悪い印象を持っている人に少なくとも私のまわりではお会いしたことはありません。演劇・音楽・文学などの芸術面において豊かな文化を持っている国であることは誰でも承知しておりますし、フーリガンさん達についてはそもそもサッカーに詳しくないのでワールドカップまでそんな単語も存じませんでした。当時、京浜東北線で通勤しておりましたがJR王子駅から高速鉄道に乗り換える欧州の方達は応援のお道具や荷物が邪魔にならないようにずいぶん気を使って乗車されてました。お身体のサイズに合わない電車が窮屈そうで申し訳なかったです。
     個人的には英国に親しみを持ったのはチャールズ皇太子とダイアナ妃の「世紀の結婚」以来だと思います。(もしかして亀殿は生まれてない!?)高校生のときに友達とお金を出しあって安いレースと生地を買い、こっそり学校のミシン室に入ってウエディングドレスを一着作り、代わりばんこに着て「ロイヤルウエディングごっこ」をしました。結婚されて間もなく日本にも来てくださり、来日パレードでは沿道の方に威圧的な警備は控えて欲しいとのことで全国から集まった婦人警官が新しい制服を着て一定間隔に起立しお車が通ると次々と立膝をつくというたいへん華やかな演出でした。日本中が熱狂したものです。その後お若くして亡くなられたのはたいへん残念なことでした。

     亀殿とお友達のおかげであまり人から言われることが気にならなくなって来ました。自分が幸せになるための努力を惜しまなくなったこともあるかもしれません。
     亀殿、お友達の皆様、どうぞよいお年をお迎えください。できればもう少しTwitter上でみなさんと遊びたいです。来年もよろしくお願いいたします。長文お読みいただき、ありがとうございました。

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  4. euca says:

    幼いこどもは抑圧されない場では自由な精神を持っているので思ったことを流暢に話して感情も出す自信ありげなアスペルガーなこどもが好きなのかグループ分けでは私は珍獣のように取り合いになった。でも他地区の幼稚園・小学校はそうでもなかったのでその小学校に気が合う人が多かったのかもしれない。でもそのうち、ちやほやしてくる人はいじめてくる人でもあると学習し、家では母の付き合っていた男が、懐かない私が少しでも反抗すると母にばれないように暴力を振るってきた。
    引っ越す子の送別会によばれた時、女の子は私だけで嫌な予感がして行かないと言った。きらいな担任の男の教師から電話がかかってきて行くように説得された。先生に頼んだな、ずるい。しぶしぶ行ってケーキ食べたりしたまではよかったが鬼ごっこ的な遊びの最中に私は端に追い詰められてタッチされるところでキャーキャー言ったら触る振りを何度もしてきて他の数人も手を伸ばしてきた。私は怖くなって泣き出して帰る!と怒って出口にずんずん向かって早足に家まで歩いた。その子達はついてきて(ついてくんなよ!)謝罪文がポストに入っていた。喜んでいると思ってとか書いてあって、はぁ?と思った。次の日学校では私が渡されたプレゼントを叩き落とした傲慢な女みたいな噂になっていた。(進路を遮ってなんか渡そうとしてたなそういえば。) 程度の悪い男がいる集団には近付いてはいけないと再確認した。また別の事実を歪めた噂を流された時は親しい人がニヤニヤして私のいう事を信じてないようで傷ついた。その人は私に嫉妬していたんだな、と後でわかった。
    上記の男は物理的にも言葉でも暴力を振るって私を弱らせて振り払っても体をやたら触ってきて私の無知を利用して強姦をした。10歳ころにも本格的に強姦しようとしてきたが私は死ぬ気で蹴りまくって撃退した。
    後に精神障害を発症した。こどもは虐待の種類によっても性的虐待を受けた年齢によっても脳の容積が減る場所が違う、発達途上の虐待は脳に器質的にも機能的にも不可逆な影響を与えると本に書いてあった。脳梁が22.4%減少とかさ。でも亀夫が魂がどうとか書いてたから脳の片隅に置いてゆっくり考えてみたが私の魂は美しい。
    笑いかけたこともない男の子が友達を使って私を呼び出して私は話も聞きたくないから逃げたら後ろをつけてきて走ったら向こうも走ってきて一緒にいてくれた友達の家に逃げ込んで隠れたこともある。
    殴るふりしてくる通り魔みたいなやつとか痴漢とか怖い思いをしたことは書ききれないが、嫌なことをしてくるのは9割男で助けてくれるのは9割女だった。いきなり生意気だから?顔面をおもいっきりぶってきた不良な人など除き、女の小さい人びとは私を守護した、馬に囁くように。赤ちゃんの時の愛情の貯蓄と女の子社会が私の魂を守った。動物や読書や音楽やダンスや演劇も助けたかもしれない。美しいものや善意のかけらが私を助けたのかもしれない。
    私は嫌なことは嫌だとしかいえないし気付かないでいると具合が悪くなってくるので嫌なことはあまりできません。
    集団の中にいるのも無理みたいなので一人でいることにしている。
    最近は死にたいと思わなくなったし色々書いてもあまり動揺しないし症状も螺旋状ではあるけど減ってきて私らしくいられるようになってきた。同じようなことで今も苦しんでいる人に愛を贈りたい。

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  5. じゅら says:

    コメントを書こうと思って記事を単独表示したら、アドレスはihateyouってなってるんですね、これ。
    遅ればせながら明けましておめでとうございます。年末年始を(いや、時期にかかわらずいつでもだけど、)ガメさんブログの更新とともにいられて幸せです。しかも消えてない。やったね。今年もガメさんとその周り、ご家族やお友達の皆さんに、素敵なことがたくさんありますよう願っております。

    絶対波風立つし周りがびっくりするのは分かってるけど、これはどうしてもどうしても首肯できない、自分にとってすごく大切なものにうそをつくことになってしまう。そんな場面で「ノー」を発してえらい勢いで拒絶される結果になったことが、去年は複数ありました。後悔なんてしないけどそれなりにショックで、黙ってるべきだったのか?私が諸悪の根源なのか?お?などと思い詰めそうになります。親日反日とか妙な概念にこだわるのもそうだけど、「ノー」に極端な反応をする人が、近年本当に増えてきてる体感があるのです。予防線ばっかり目についてくる。自分としては「そこはなんぼなんでも受け入れられません」て線で拒否したつもりが、「ひどい!傷付いた!!お前は加害者!表現の自由の侵害!!!」くらいの空気で返ってきたりして、なんだか途方に暮れます。いちいち大騒ぎを警戒したり覚悟したりするのは重たい。
    なので去年は日本語のだいたい外に遊び場を作っておりました。英語はさっぱり書けないしその点では不便ですが、とっっっっても気楽で快適です。単純に、人間関係をほぼゼロに戻したからという理由かもしれないし、事実上何も書けてない結果かもしれない。でも気持ちの上では本当に快適なので引き続き滞在します。たぶんガメさんのおかげですよ。日本語で見える世界が全てではないと知らせてくれたから。ありがとう。

    せっかくの新年です、みんなが快適で安全で幸せな一年を送れますように。ただし性犯罪者は除く

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  6. euca says:

    おまえなんか信用するんじゃなかった 早くコメント消せって言ってるだろ 全部だぞ

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  7. linda says:

    うつ病の連れ合いに、yesとnoの使い方を教えてあげることができました。
    日本という国は、本当に生き辛いところです。
    もっと若い時にガメさんの文章に出会えてたら、私の人生も違っていたでしょう。

    ガメさんのブログを母と読み、日本のことやいろんなことを、話す時間が好きでした。
    その母が、昨年急逝しました。
    私と母からの分も合わせて、お礼をいいます。
    いろんなことを教えてくれて、ありがとうございました。

    それから、使い手によっては、日本語がこれだけいい言葉なのだとわかったのも、ガメさんのおかげです。
    これからも、ガメさんの書いてくれた日本語の文章で、力をもらって生きて行きます。

    取り急ぎ、お礼まで。

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  8. snowpomander says:

    今ここで:2017年1月15日。私は何かを誰かを「嫌い」と意識する時のそれは英語語感の “DO NOT”でもあると気がついた。私に”I hate you”と言わせないでと警告している”NO”と日本人心の「嫌い」には翻訳不可能な意味合いがある。
    日本人心には「『嫌だ』も好きの内」という不快な思い込み言葉がサブリミナルに浸透している。嫌がらせやイジメは「冗談のつもり」のおとぼけの根底にはそれがあり、ご都合の良い保身の言い訳になっている。日本語友達が「偽装冗談」か「しばき批評」の対トロール戦線に係わらない理由はガメさんは痛感してると思う。そしてこの蔓延している事なかれの悪癖はこれを被った人や明けらかな心で諸事を鑑みる人たちには周知されているはず。

    トロールがガメさんの言質に集っているいる時、英語人社会の”NO”を感じ取れない人はガメさんが文面で「嫌がっている」だけと思っているのではないか。無限大のグラデーションを持つ「嫌い、お断り、ダメ」は発しても拒絶には至らない魔界の呪と私は思う。

    事なかれの隠蔽流儀者は不快さを払拭するよりも黙って看過し、一難去った頃にご機嫌伺いをする。似而非友情や美辞麗句の絆を伴って擦り寄って来るのも悪気が皆無なだけに酷い蒙昧感がある。ご機嫌伺いで難なく生きる人は「本当に叱られる、怒られる」こと、そして「拒」を知らない。それを憂えてのガメさんの「嫌い」の一文だったと思う。

    James.F氏が酌量の余地なく怒りになったら今さら手遅れと思う。
    ガメさん、私はあなたが日本語のブログもツィートもよして消えても、気を取り直して続けてもそれに至る幾多の憤慨は当然と思う。

    日本語への情の深さと現実の日本人への思いが一致しなかった、片思いなら清く辞めなはれ。

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  9. Hiroaki.K says:

    Yesterday I noticed by your twitter that you quit Japanese language.
    So I’m writing this comment to express many thanks for your Japanese blog and tweets.
    (Because one of your tweets said that you didn’t want to see Japanese language any more,
    I’m writing in English.)

    Your blog and tweets has taught me a lot of things: the core of Japanese culture, how native English speakers think their life (the blog entry such as “嫌い”), New Zealand, etc.
    It was a pleasure reading your blog.

    Learning foreign language consumes much time and patience.
    But, you get few benefits even though you had been learning Japanese for over 8 years.
    I’m very sad to imagine how disappointed you were in Japanese people and language.
    I, as one of Japanese people, am very sorry
    that Japanese give few help and much humiliation
    whereas you have devoted much time and passion for learning it.

    Again, thanks a lot for writing fantastic blogs written by Japanese.
    I’m very happy to have read it.
    (I wish I could write a blog entry in English, as excellent as yours, someday:) )

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