Daily Archives: April 26, 2017

新しいひとびと

日本にいる日本の人たちが、日本にいて、グリーンカードもなにもなくて、アメリカの銀行に口座が開けるだろうか?という質問にアメリカ在住の日本の人達が答えているところだった。 州によるのだという。 カリフォルニア州が最も厳しくて、ハワイでだけは開ける。 ぼくは仕方がないのでハワイまで行って口座を開きました。 読んでいて、相変わらず人が悪い笑いを噛み殺してニヤニヤしているのは、自分でも悪い癖であるとおもう。 「そんなことはない。どこに行っても口座は開けますよ」と親切心を出して述べていたのはおおむかしまでで、最近は日本語社会になれたというか、そんなことをすれば「わたしはアメリカに20年住んでいます」「わたしは30年居住している」 はては「おれはアメリカ人だが」という人まであらわれて、いっせいに罵りはじめるのを学習しているので、めんどくさいから何もいいません。 何も言いはしないが、ひひひ、と笑ってラテをひと飲みしているので、 むろん、 誰でも口座は作れるので、現にアメリカのぶわっかたれな課税制度のせいで、 グリーンカードもパスポートも持たないことにして、なるべくアメリカのような国と関わりをもたないように心がけているわしは、このあいだオレンジカウンティに行ったときに、アマゾンのプレミアムサービスが使いたいので口座をつくってクレジットカードをつくってきた。 銀行に虚偽を述べたりもしません。 クレジットカードはニュージーランドの住所に送ってもらった。 旦那さんがメキシコ人だという銀行の担当の人と、おもにトランプの悪口を中心にだべっていたので手続きをするのに1時間くらいかかってしまったが、駄弁らなければ10分くらいのものでしょう。 多分、面談の印象によって決めているところはあって、少し離れた席の、アフリカ移民の人は、居住ビザをもっていて、住所がカリフォルニアにあるにも関わらず、なかなかOKが出なくて、支店長が出座したりしていた。 「カリフォルニアは厳しくて、まず口座がつくれない」と述べていた、カリフォルニア在住歴20年だかなんだかの人は、きっと、見るからに凶悪な人相であったのではないかと思われる。 あるいは英語を話したくなかったのかもしれません。 他のポリネシア族同様、もともとは台湾が故地であるマオリ人が、ある日、ポリネシアの島の浜辺を出て、俄には信じがたいことに、えっちらおっちらと太平洋を漕いで縦断して、ニュージーランドにたどりついたのは、だいたい700年前のことだった。 オーストラリアのアボリジニとマオリ人の違いは、動物あつかいでライフル猟の対象として狩りで遊び半分に殺されていたりしたアボリジニ人と異なって、上陸してきたイギリス人と要塞をかまえて戦争をして、ワイタンギで和平条約を結んだせいで、さまざまな特権を持っていることで、たとえばバイアダクトといういま流行りの海辺の繁華街は、マオリ人以外には所有が許されていなくて、欧州系人やアジア系人は、土地をリースしてもらう以外には開発の方法がない。 詳しいことを書いても、退屈でしょうから書かないが、沿岸漁業で穫れる魚介類も法律上はマオリ族の財産で、帆立貝をとって開いてみると、必ずマオリの紋章が刻まれてあります。 というのは、まさか冗談だが、帆立も彼らの財産で、場所によっては、昨日まで自分の農場だと思っていた土地が、マオリ人に要求されて裁判になって、マオリ族に返還しなければならなくなった、ということもあって、首が赤い(←意味が判んない人はredneckを辞書で引いてね)人々は、「マオリ語の名前がついている地域には土地を買わないほうがいい」とマジメな顔をして述べたりする。 あるいは首相だったヘレン・クラークの官邸にあるときジョージ・ブッシュからお手紙が来て、ラブレターだとは思わなかっただろうが、なんだろうと開けてみると「ニュージーランドのような国が先住民を甘やかすからネイティブアメリカンがつけあがって要求がエスカレートする。迷惑だ」と書いてあって、気が強い女の人であるヘレン・クラークはぶちきれてマスメディアにばらしたりしていた。 でも、ここまで読んで気が付いた人もいるとおもうが、マオリ人が「先住民」だと言っても、たった700年前に初めのグループが移民してきたというだけで、日本で言えば鎌倉時代後期にやってきた、先住民というよりは「最も早くニュージーランドにやってきた移民」というべき人達です。 オランダ人Abel Tasmanがニュージーランドを「発見」したのは、日本でいえば江戸時代初期の1642年で、イギリス人のJames Cookがニュージーランドの沿岸を航海して地図を作成したのが1769年のことです。 とりあえず戦争をおさめる休戦条約的なワイタンギ条約の締結が、幕末の1840年、マオリ族と欧州人がそれぞれまったく正反対に近いボロ翻訳を手にしていたせいで、その後100年以上つづいた対立と争いの決着をつけるためにマオリ族と欧州人が和議を執り行うためのワイタンギ審判所が出来たのが1975年で、他の、例えばアメリカやカナダというような英語国に較べるとニュージーランドがどれほど若い国か判ると思います。 ついこのあいだまで国の体裁をなしていなかった。 いまも国と呼んでいいかどうか。 万事テキトーで、何かを裁判所で扱うときに、該当する法律が存在しないことに当事者全員が気が付いて唖然とする、ということがよくある。 早い話が、ニュージーランドには、先進国ちゅう、ただ一国、正当防衛という概念が存在しないので、例えば誰かが自分の家に侵入してきて家の主人がナイフをかざして襲ってくる侵入者をクリケットバットで殴り倒した場合、二件の犯罪がほぼ自動的に立件されて、他人の家に侵入したという犯罪と、クリケットバットで赤の他人を殴り倒したという傷害罪のふたつが争われることになる。 去年、社会を賑わした事件でいうと、泥棒が塀を乗り越えるときに足を滑らせて骨折して、家の主人を危険な塀を設置した罪で訴え、勝訴したりしている。 閑話休題 今朝のNew Zealandにワークビザでニュージーランドに移民してくるひとびとが、どの国からやってきたか、トップ5が出ている。 Top source countries for migrant … Continue reading

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