Daily Archives: February 25, 2018

確率ブルース

なんだか怠け癖がついてしまって困っている。 生まれてから、このかた、ずっと怠けているわけだから、いいかげん癖になるのは、当たり前だが、料理の人にご飯のしたくを頼むのがめんどくさいところまで来てしまうと、自分でも、いくらなんでも、酷すぎるのではないか、と想わなくもない。 家には何匹か猫がいる。 三匹なら、三匹とはっきり書けよ、と言う人は、曖昧の美を理解していないのだとおもわれる。 チビ猫のときにもらわれてきたのや、客人として逗留している猫など、おおきな声では言わない方がセキュリティ対策としてすぐれているが、家のなかで、庭と、一部屋だけセンサーを切ってある部屋で、日がな、夜がな、ひねもすのたりのたりしているのが、わし家の猫たちの特徴で、そのなかでも黒一点、この猫がわし猫で、子供のときからのしきたりに従って、黒猫です。 ほんとうはQで始まる名前だが、ここではウイリアムと呼ぼう。 ウイリアムは、猫さんなのに飼い主に似て、あんまり四本の脚で立っていたり、 猫座りというべきか、前脚を立てて、すとんと腰を落とした、見るからに安定してカッコイイ座りかたもしないで、たいてい寝転んでいる。 そばを通ると間違えて踏み潰しそうになるが、本人は、より精確には本猫は、まったく気にしていなくて、怖がりもせずに、それどころか、おおー来たあーとばかりにおなかをみせて、purringを始める。 purring、日本語でなんというのか忘れた。 ごろごろ、かな? ぜんぜん関係のないことを書くと、purringがどうやって起きるのか、実は、まだ物理的なメカニズムが判っていない。 声帯が振動するのだ、ということになっていたが、先月、どうやら違うみたい、副声帯とでもいうべきものが備わっていて、それが鳴っているようだ、という論文がニュースになっていた。 猫の鳴き方がわからなくて火星に行けるとおもっているのか! と科学の神様が聞いたら怒るのではないかと思われるが、科学は可愛げがないやつで、神様を否定したがっているくらいなので、神様がいくら地団駄を踏んでも、興味がないことには手をださないのです。 おなかを見せて、なにをしろと述べているのかというと、猫のくせに、いや、くせにではpolitically incorrectなので、猫なのに、のほうが適切だが、足でおなかをさすってくれ、と要求している。 母指で、つんつん、ころころしてやると、きゃあああーと喜んで、4本の脚でつかまろうとする。 噛むふりをする。 見るからに至福の時を味わっていて、単純で、みていると、幸福な人生をすごす秘訣が得心される。 家では、最もえらいのは猫さんたちで、完全な自由を保証されているので、おもいおもいに、タンスからタンスに飛び移ろうとして、こけたり、庭に出て、他家の生姜色の巨大な猫と遭遇して、命からがら駆け戻ったりしている。 次は小さいひとびとで、その次は家を手伝ってくれているひとたちで、その下が、わし、という厳然たる階級社会になっている。 え?モニさんは? というお友達の声が聞こえるが、モニさんは、家全体をhaloで包みこむ女神さまのようなものなので、猫やわしが形成している階級社会を超越しているのです。 当たり前ではないか。 で、怠けていて、ウイリアムと一緒に、ごろごろしていて、猫さんたちが無造作にわし顔を踏んづけて歩いていったりしているカウチで、なにをしているかというと、この頃は本を読んでいることが多いよーだ。 ひとにはツイッタで「賢明なる投資家」を読め、社債の本もええぞ、と述べながら本人は、あんまりオカネが儲かりそうな本を読んでいなくて、Teju Coleや村上春樹を読んでいる。 なんでか日本語能力の維持が脅迫観念になっているので、村上春樹は日本語で読むが、おおきな声では言えないが、めんどくさくなると、まんなかは、英語訳で読んで、ワープして、また日本語で続きを読んだりする。 ひどいが、手抜きは人間の友であるという。 お友達とは、なかよくしなければいけないと孔子さまも教えているでしょう? 閑話休題 インターネット上でニュースを見ていると、ぜんぜんそういうふうには見えなくて、文大統領の捨て身の外交努力で、戦争の危機が一時的にせよ、遠のいているように見えて、日本語では相変わらず白紙みたいに稀薄なニュースしかないが、英語ならネットにも載っていて、自分で探してみるとよくて、シンクタンクや、元政府高官、自由にものが言える立場になった元高級将校、はては現役のハリス太平洋軍司令官まで、「戦争は、ほぼ避けられない」と考えているようで、つまりは、「北朝鮮が核ミサイルによる本土攻撃を材料にアメリカを恫喝することだけは絶対に許さない」のがアメリカ合衆国の国家的な決意であるらしい。 人事を通じて戦争回避派を排除しているように見えます。 読んでいて、どうも、どうあってもトランプたちは北朝鮮と戦争をする気なんだなあ、とおもう。 韓国が反対しても、歯牙にもかけないのではないか。 2014年あたりからスウェーデンは対ロシア戦の準備にかかっている。 なんでまた、と不思議におもって調べてみると、こちらは東アジアよりも更に緊迫していて、スウェーデンの諜報機関の発見に基づいて、ロシアには明瞭な欧州侵略の意図があると判断したもののようでした。 それもプーチンが再選されてから、あまり時間がたたないうちに行動を起こそうとしているのだ、という。 行動を起こす、といっても、いきなり戦端を開く、というわけではありません。 … Continue reading

Posted in Uncategorized | 1 Comment