Daily Archives: July 17, 2018

戦う日本人への手紙

自分の心のなかに知的な意味において騒擾をうみだせない人間は進歩しない。 きみがつくりあげた均整のとれた住み心地のよい小さな家は、残念なことに、きみを日々愚かにする。 すべてが、ひとつの運動から派生した極めておおくの法則に従って、というのはつまり、多様な軌跡を描きながら、絶え間なく運動しているという宇宙の姿が明らかになってみると、なぜスタティックであることが背徳であるのか説明がつくようになってしまった。 どういうことですか? きみが立ち止まっていられるとおもっているのは、ただの思い込みで、事物の静止は幻覚でしかない。 静止しているつもりのきみの心の平静は、実は、すさまじい速度で運動している。 ただし、きみが運動に意志的な変更を加えないかぎり、運動は他律的なものにしかすぎなくて、簡単にいえばきみは「なにかにふりまわされている」状態にある。 前にわが友オダキンに説明するためにもちだした例を再びつかうことにすれば、 ユークリッドは、実際に、彼の幾何学によって世界を語り終えたつもりだった。 ドストエフスキーが「カラマーゾフの兄弟」に託した夢は、 Если Бога нет, всё позволено (神がいなければ、すべては許される) だったが、われわれの世界から、主にわれわれが使う言語の構造のせいで、神は結局たちさってはくれなかった。 ユークリッドはまさか自分が語り終えた幾何的な世界が、ただひとつのものではなくて、いくつも、存在しうるものだとは思わなかっただろう。 ところが現実の世界のありようは、古代ギリシャ人の審美的な知性にとっては最もありえなかったはずのもので、互いに相反さえする宇宙が、うじゃうじゃと、と形容したくなるような無秩序なありかたで、混在していることを、きみもぼくも、よく知っている。 Frankly speaking, most of Japanese could not understand what you are saying, because they have not experienced several levels of the … Continue reading

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