ガメ式英語習得術

「血が滲(にじ)むような努力をしないと言語は習得できない」という人がいる。
そういう人の書いたものにはたいてい、「一日1時間の学習なんか、なんの役にも立たない」というようなことがどこかに書いてある。

どういう学習方法をとると、「血が滲む」のだろうか、と静かに考えてみる。
ほら、「叩頭礼」ってあるでしょう?
そうそう。
清の十全老人乾隆帝が玉座に座っていて、階(きざはし)の向こうの庭に、拝復して、漆行してにじりよって、まず額をそこで打ち付けて恭順の意思をあらわす。
清だと三跪九叩頭の礼、というのね。
どうしても知っていることを言わずにおれない衒学が好きな人が安心するために言えば、明朝までは五拝三叩頭であって、清になると三跪九叩頭に変わります。

英語の本は、たいていマヌケにも「地面に額をこすりつけて」と書いてあるが、マカートニー伯爵やアマースト伯爵が拒絶したのは、そんな甘い話ちゃいますのや。
石に、バンバン頭をぶつける。
おもいきりドタマをぶつけて、額から血が出れば上品で、額から血も出ないような柔(やわ)な礼をする人間は野蛮人とみなされる。

そうすると日本人で外国語を習得する人は、多分、学習机に黒曜石の板をおいて、知らない単語や表現がでるたびにバンバン頭をぶつけているのではないだろーか。

それなら努力すると血が滲むものね。

なんという痛そうな学習方法だろう。

「あなたの英語学習方法は、ぜんぜんダメです!」
と怖いことを述べている人がいる。
たいてい女性差別にうんざりこいたとか、研究がしたいのに、一日の半分エクセルとにらめっこさせられますのや、とか、日本のなかでは自分がやりたいことをやるのに学歴が足りなかったとか、さまざまな理由で日本からとんずらこいてサンフランシスコだのニューヨークだのに住んでいる人であることが多いよーだ。

日本で学んだ英語なんて、まったくダメです!

ほおほお。
なるほど。

と思って読んでいると、実はわたしはアメリカ在住の通訳・翻訳家だが、わたしが経営している会社では日本人のために英語教室を開いています。
英語がダメなあなたでも歓迎ですよ、と書いてあって、読んでいるほうは、あのですね、そーゆーツイッタアカウントには【PR】って、ちゃんとつけといてくれないとフェアじゃないんじゃないの?
と考える。

英語がわかんないと困る世界になっているのに、英語がさっぱり判らないという厳然たる事実があるので、あっちで騙され、こっちで冷笑され、ひょろひょろと頼った先では「血が滲んどらあーん!」と怒鳴られる。

さて、ここで問題です。
血が滲む努力をする数学者はいるだろうか?

案外、いたりして、と考える。
数学者には冷房を嫌う人もいますからね。
夏などは、窓から蚊がぶううう〜んと入ってきて、大胆不敵にもデコに止まって血を吸っているのにむかっ腹を立ててピシャッと手のひらで叩きつぶす。
あんまりおもいっきり叩きすぎて、眩暈がするので、鏡をみると、デコに血が滲んでいる。

それはともかく。

朝おきるなり、まっすぐノートに向かって、はっと気が付いてみると、もう夜になっている。
次の朝、眼をさますと、まっすぐノートに向かっていって、ぐあああああ、やっぱダメだ、とがっかりしていると、もう夜になっている。
また次の朝も、まっすぐ歩けなくて、へろへろと蛇行しながら、ノートに向かって、夢のなかでダイジョブだったはずのアイデアがダメで、ペンをとめて、
けけけけけ、と叫ぶなり、

All work and no play makes Jack a dull boy.
All work and no play makes Jack a dull boy.
All work and no play makes Jack a dull boy.
All work and no play makes Jack a dull boy.
All work and no play makes Jack a dull boy.
All work and no play makes Jack a dull boy.
All work and no play makes Jack a dull boy.
All work and no play makes Jack a dull boy.

All work and no play makes Jack a dull boy.
All work and no play makes Jack a dull boy.
All work and no play makes Jack a dull boy.
All work and no play makes Jack a dull boy.
All work and no play makes Jack a dull boy.
All work and no play makes Jack a dull boy.
All work and no play makes Jack a dull boy.
All work and no play makes Jack a dull boy.

と、All work and no play makes Jack a dull boy.

一千行を書き始める。

スタンリー・キューブリック、死んじゃったけどね。
最後の映画は、ぶっくらこくような駄作だった。
戒名はスタンリー駄っ作だったと風の便りに聞いたことがある。

つまりですね。
結果として非人間的な努力をしてしまうことはあるのですよ。
だって、しょーがないじゃん。
朝おきて、ものも言わずにやんないとアイデアを忘れちゃうもん。
そのほかにも、ですね。
理由は、あってですね。
ですね。
すね。
ね。

人間の大脳っちゅうものは、おっとろしいくらい出来がわるいので、一定以上に機能させようとして、いわばエンジンでいうと赤ブーストのところでつかうためには、チョーfragileな習慣が必要で、それがないと、考えはじめるのに、えらい、えっこらせな努力が必要になってしまう。

うまく言えないが、
「ほいっ」と思考の波に乗れない。
二週間くらい好調に赤ブーストで考えていたのに、用事で国内の小旅行にでかけなければならなくて、やむをえず御神輿をあげていって、帰ってきてみると、もう出力が上がらなくなっている。

赤ブーストどころか、巡航速度もでない。

ぐわあああああああ、とおもって壁にバンバン頭をうちつけて悔しがる。
デコから血がでて、血が滲む努力にはなっているが、血が滲んでいるだけで、なんのいいこともないのね。

努力は常に、ふりかえって、結果として努力の形をなすのであって、努力しようとおもってやった努力になんかたいてい何の意味もないのは、オベンキョーの世界を生きたことがある人ならば、誰でも知っている。

数学と英語は異なる。
当たり前ですね。
両方、言語ですけどね。

なにがいちばん違うかというと、言語は普通は自然に習得されるものであって、子供のときからふつうに、のんべんだらりとしていれば、なんだかテキトーに身についてしまう。

これは子供のときから、のんべんだらーりーと英語に浸かって生きていくわけにはいかない日本語人にとっては何を意味するかというと、よく考えてみればわかるが、「赤ブーストがいらない学習」なんです。
高い集中力がいらないのね。

そりゃ、まさか、聞き流していて英語が上手になったりはしないけれども、
心理学に長じている人は、「あっ、そうか」と判るとおもうが、記憶力であるよりは記銘力の積み重ねなので、
1分間、血を滲ませながら
pseudopseudohypoparathyroidism
という単語をおぼえるためににらみつけていても、
1秒、ちらっと見ても、おどろくべし、頭に残るのはおなじなんですね。

そこに言語習得のおもしろさがあって、難しさがある。

赤ブーストが利かないのだから、当然、「あっというまに出来るようになってしまう」ということも起こりません。
なかには、わし妹のように、なんの言語でも1ヶ月もあれば、ペラペラペラになってしまって、チェコに行ったら、会った人が「プラハのどのあたりの出身かあてた」という全然かわいげのない人間もいるが、そういう人間は性格が悪いのに決まっているので除外する。

普通は、ほら、トランピングで、浜辺から、30キロくらい離れた、その辺りでいちばん高い丘をめざして、半日かけて、えっちおっちら歩いていくと、ぜんぜん進まなくていらいらするが、丘にたどりついて、海のほうをみると、遙か彼方というのもアホらしいくらい、彼方の、霞のむこうで、
「いつのまに、こんなところまで来たんだろう」と不思議な気がするでしょう?
言語の習得っちゅうのは、そーゆーものではなかろーか。

日本人の特殊事情について触れれば、不幸なことに、学校で

S+V
S+V+O
S+V+O+O
S+V+O+C

なんちゃって教わって、英文和訳の練習までさせられて、「構文解析」なんて言われると、まともな学問のような気がするが、要はつまりハウツーの、お手軽英語理解法にしかすぎないことに、どっぷり頭が浸かってしまうと、
英語は未来永劫、金輪際、絶対に理解できなくなってしまう。
本人は、「英語がわかる」つもりでも、実は、英文和訳が頭のなかで素早く行われる不正回路が生じてしまっているだけで、わかるどころか、猿の越後獅子みたいな大学受験以外には役にも立たない芸が身についただけで終わってしまう。
徹頭徹尾、英語を理解する妨げで、あんなものを芸として仕込まれる、日本の若い人は気の毒であるとおもう。

長くなったので、もうやめることにして、最後に、聞いているうちにだんだん表情が暗くなることが多い日本人の英語習得法のなかで、ひとつだけ、チョーいいんじゃない?
とおもった方法を書いておきます。

Mさん、ということにする。
このひとは頭脳の機能がひとにすぐれたひとで、トーダイの工学部からトーダイの大学院にすすんで修士課程まで終えたが、事情があって博士課程には進めずに、仕方がないので某省に上級職として就職した。

「ところが、ひどいところだったんだよ、ガメ!」と興奮して、わしに述べたことがある。

予算編成の頃になると深夜3時4時まで働かされる。
残業手当は30時間で打ち切りだったそうです。
当時、課長補佐だったこの若い人は、実務上の某省のエースで、でも、それがこのひとのいいところで、恋もしていた。
どうしても恋人に会いたくて、目の下にでっかい隈をつくりながら、過労死と入院の線のうえを、へろへろしながら歩いていた。

「でも、それはいいんだよ!」
と、書き言葉にすると、どうしてもビックリマークを付けないわけにはいかない、この人の語調で、話している。
「あったまにくるのは、おれが理系の出身だっていうだけで差別しやがんだよ、あいつら」
「事務官に対して技官というの」
「パーティ開くのに、技官には招待状ださない、ちゅうような嫌がらせを平気でやるんだよ、あいつら」

Mさんは絶望してしまって、ビンボなので、人事院留学制度を利用してアメリカのHBS、ハーバードビジネススクールに行くことにした。

政府のオカネでアメリカ学歴をつけて、日本に数倍する学歴社会のアメリカで暮らしていこうとする算段です。
人事院留学という制度は、実は、国がオカネをだしてくれる代わりに必ず日本に戻って御奉公しなければいけない、という制度だが、調べてみると、どうやら、めっちゃめちゃ出来が良い学生であるとみなされると、ハーバードがオカネをだして、日本政府に、いわば「違約金」を払って身請けしてもらえるらしい。

この人がTOEFLで高得点をとるために採った方法もおもしろいが、ここでは省いて、またの機会にゆずる。

いざHBSに行くことが決まってからがたいへんで、日本でトップクラスくらいの英語の運用力ではHBSではまったく通用しないことがわかってしまった。

HBSは学校として結束力が強いガッコで、Mさんは進学が決まった当時、まだ日本にいたが、それでもちゃんと日本勤務のアメリカ企業の役員が「里親」としてついてくれる。
HBSでやっていけるように、あれこれアドバイスや助力を提供してくれる。

この里親が提案した方法が、わしが聴いていても、よかったのだと思います。
テレビの前に、カウチをおいて、一緒に英語の番組をみる。
当時の人気アンカーだったダン・ラザーのニュースやドラマ、時間があれば必ずテレビ番組を観ることにした。

アメリカで英語の先生だった、おばちゃんにお願いして、カウチに一緒に座ってもらって、
「いまのは何て、言ったんですか?」
「へ? あれは、どういう意味なの?」と質問する。

ヒマさえあれば、この方式をやっていたそうだが、わしは、これはとてもいい方法だと思いました。

いまは、ほら、Netflixも日本でもあるでしょう?
どんどん観ればいいんですよ。
英語人のガールフレンドやボーイフレンドがカウチに一緒に座って、英語質問に答えてくれれば言うことはないが、そんなんがいなくても、Mさんの頃とは違って、
CC、クローズドキャプションが付くのが普通になったので、字幕を出したり隠したりして、興味がもてる番組をのべつまくなしに観るのがいいと思う。

玉石が混淆する映画やドキュメンタリよりも、案外TEDのような、生身の人間がマイクをもって話す番組のほうが飽きないで続くかもしれません。

わし自身は日本語についていえば、小津安二郎の映画の科白は、大半諳んじているし、あとは、鮎川信夫や田村隆一、岩田宏や岡田隆彦の現代詩を、あらかた、暗誦していて、そういう習得の仕方だったが、他人に勧められる方法ではなくて、一般性がある方法といえば、CCをうまく使ったテレビ番組視聴になるとおもう。

日本の人達が英語習得について「情報交換」しているのを眺めていておもうのは、

1 英語習得にオカネと時間を使いすぎる。
2 日本語を英語習得の過程から排除できていない

というふたつで、1は、例えばNetflixで英語を習得するのにも、机の上ならばマルチスクリーンで、机のうえで他のことをやりながらチラチラ眺めていればいいだけで、これだけ大量に英語コンテンツがある世界で、ひとつのコンテンツを100%理解しようとするのは時間の浪費でしかなくて、40%50%判るのを積み重ねていったほうが、ずっと早く英語は身に付く。
英語の習得にオカネを使うなんて20世紀までのことで、いまどきオカネを使ったほうが、ヘンな英語習得法を押しつけられるだけであるとおもわれる。

2は、いちど日本でCD付きの中国語教材を「日本語で中国語を勉強すれば一石二鳥じゃんw」というケーハクな思いつきで買ってきて、びっくりしたことがあったが、本もCDも、なんだか日本語で解説ばかりしていて、中国語自体は、ほんのちょびっとしかない。
カネカヤセ、と考えました。

例えば、わしがガールフレンド探しの下心とともに行ったUKのイタリア語クラスを例にすると、一日目はイタリア語のプリントを英語で説明してから練習させていたが、二日目にはもう殆どイタリア語で、バチカンに行くのはどう行けばいいか地図を観て説明してね、ホテルの予約はどうしますか、
で授業がいきなり全部イタリア語になって、質問の連続で、指さされて、田舎からでてきたおばちゃんがひとり、気の毒に泣きだしてしまったのをおぼえている。

血が滲む努力なんて、してちゃダメですよ。
そんなことを言う人間の言語能力なんて、タカが知れている。
SNSでは、よくジョゼフ・コンラッドやビリー・ワイルダーの例を出しているが、おとなになってからゼロから外国語習得を始めても母語人よりも見事に言語を扱えた例は枚挙できないほどたくさんあります。
「子供のときから始めないと自然な言語習得は無理」なんて嘘だから、信じなくて大丈夫ですよ。

英語でいくべ、英語で。
テキトーでいいんだからさ。

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3 Responses to ガメ式英語習得術

  1. Yayo-PP says:

    実は、日本人の話す英語について、一番キビしいのは海外に住んでる日本人だったりする。
    あっ、あと中~高校、その後の日本人の先生も厳しかった!!
    外人講師は文法は教えてくれないから、と。 「いつまでも4~5歳の話す英語は嫌でしょ? それならば、きちんと文法を覚えてキレイな言葉遣いにしましょうね」と。
    今おもえば、
    (私にとっての母語の日本語でさえ)普段の会話で、そんなに丁寧な言葉遣いをすることはないな、と思う。 ひと昔前、仕事の電話で私が相手の話を聴く際、相手が若かったこともあるせいか、こちらは普通だ、と思った程度の敬語入りの言葉遣いをしただけで、身を引かれた思い出がある。言葉遣いもむろん大切ではあるけれど、いろいろなことに興味を持ってさ、いや、興味がなくても様々な情報や知識、考え方に刺激を受けるのは素敵だと思うのよ。無知が排他や偏見につながるのよね。やっぱり中身が伴わないとさ~、母語であろうと、話についていけないじゃないかwww
    結局、嫌気がさして、満足な英語は未だに話せませんwww
    観光位なら、いざとなったら、物怖じせずに日本語とジェスチャーで通せば案外通じてしまいますwww
    習得したくなったときがその時ってことで、堅苦しく考えないで、テキトーに頑張ります

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  2. 七月 says:

    こんにちは。ガメさん。
    まさかMonty Pythonの「イタリア語講座」のスケッチがある程度はリアルだっただなんて驚きです(笑)。
    私はマーク・ピーターセン先生の「日本人の英語」という本の前書きにあった
    「私は昔日本語やりすぎて『日本語嫌いだ!』とうっかり日本語で窓から叫んだことがあります。皆さんもおかしくなって思わず窓から『I hate English!!』って英文で叫んじゃうくらい英語に没入してね」って話とか
    高校の時の英語の副読本で読んだ米国人で日本通の方のエッセイの文
    「私が日本語を覚えたのは第二次大戦中の米軍の部署ででした。学習が辛すぎて同僚の中には漢字ノイローゼになって自殺した者もいました」
    なんてのを読んで「外国語学習どんだけ怖い修行なの」ってなってます。言い訳ですが…。
    ただ、ガメさんの言われる
    「「英語がわかる」つもりでも、実は、英文和訳が頭のなかで素早く行われる不正回路が生じてしまっている」
    「日本語を英語習得の過程から排除できていない」
    というのは、ああー、そうだよね!ってポンと手を打つ感じです。久しぶりにまた子供向け英語絵本読んだりMonty Python日本語字幕なしに挑戦してみようかな。

    あと、以前アーサー・ビナードさんの本を読んた時にも思ったんですが、ガメさんのブログでも「詩」という文学ジャンルにすごく思い入れがあるのだなあと感じます。正直詩の世界はあまり身近ではなく「国語のオベンキョー」でたまたま詩と出会い、へえなんか良いなと思ったことはあってもそれっきり。詩集なんか数えるほどしか読んだことがないです。ガメさんの挙げられた日本の詩人さんも全然知らない方ばかりでお恥ずかしい限り。今度読んでみますね。

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  3. ギンビス says:

    ガメさんこんばんは。
    いつもブログを楽しみにしています。
    みなさんの勉強方を読んで、我慢できずコメントしております。

    実は私も、ガメさんが日本語ツイートをやめると言った時、「今から英語を勉強しよう!」と思い立ちました。
    アメリカ人の英語教師の方(職場の同僚です)に相談したところ、教材を貸してくれることになり、すこーしづつですが勉強しています。
    これに加えて、Netflixも観てみようと思います。

    この歳になって、嫌いだった英語の勉強が楽しくなるのは、とても幸せなことですね。

    ちなみに、英語教師のファーストネームはJamesさんです☺️

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