Daily Archives: September 7, 2018

食べ放題の思想

「結城アンナのお母さんって、むかし、六本木のスウェーデンセンターでバイキングをやっていてね」と言う。 聴いているほうは、話がのっけからのみこめないので、着物を着たアンナさんが、ヘルメットから角が生えた、例のヴァイキングの兜を被って、六本木のスウェーデンセンターの屋上で剣をかかげて空に吠えているところを映像として想像します。 あ。ガメ、そうでなくて、結城アンナというのは日本の人にとってはテレビのハウスジャワカレーのコマーシャルでおなじみの人でね。 20代の独身のときから、ずっとハウスジャワカレーで、岩城滉一と結婚してからも、まだジャワカレーなんだけどね。 その母親がスウェーデン人で、六本木でバルハラめざしてバーサークしていたりしたのか、と聴いているほうは「岩城滉一」という人も知らないので、だんだん混迷を深めてゆく。 だから、なんで、その人が六本木で海賊をやっていたんですか? 「ガメ、ヴァイキングは海賊ではないとぼくをやりこめたのはきみではないか」 だから、それはモンティパイソンのスパムなんて古臭い話題をもちだすから、いらいらしてきて、ええい、無知なおやじめと、頭にきて、いいじゃないですか、ここでは海賊で。わかるんだから と得心がいかない会話のなかで、やがて判明したのは、言われてみればなるほど、そういう言い方があったなとおもう食べ放題の意味のバイキングで、いま見るとフランクロイドライトの代表的建築であった旧帝国ホテル本館をぶち壊していまの帝国ホテルビルヂングをおっ立てたので有名な、里見八犬士の末裔帝国ホテル社長犬丸徹三がデンマークでスモーガスボードを見ておもいついた食べ放題システムを「バイキング」と命名していまに至っているそうでした。 相変わらず、表計算の数字の羅列を見たりしながら、サブモニターで、ちらちらツイッタを眺めるくせはなおっていない。 というやりとりがあって、それでこの記事を書いているのだけれども、このマコトさんという人は、奥さんがニュージーランドの人で、ときどきオークランドのボタニーダウンズというところにある奥さんの実家で何日かを過ごしに帰ってくる。 ボタニーダウンズはオークランドの東郊外にある新興住宅地で、Botany Town Centreという、チョーでっかいショッピングセンターがあるので有名です。 ここから少し北に行くと、接して、Howick、むかしから中国系移民の人がオカネモチになったら住むのが夢のやたら部屋数が多くてでっかい大家族向けの家がたくさん並んでいる住宅地があって、少し南に行くと、インドのパンジャビからの若い中流階級の移民が多い、Flat Bushという住宅地がある。 そういう土地柄なので、オークランドのあちこちに支店があるタイピン中華スーパーマーケットのでっかい支店があり、やはり中華スーパーチェーンのDHがあり、朝の7時からやっている飲茶屋もあれば、一方ではチャイとお菓子や軽食を出すインド式のchaat屋もあります。 その名も「チャイナタウン」という、なんだか体育館がでかくなったような建物もあって、一歩足を踏み入れると上海の裏通りをそのまま再現しましたとでもいうような館内で、ヘンなショッピングセンターだが、言われてみると、たしかに「食べ放題」と日本語でいうバフェ式、あるいはビュッフェ式なのか、カタカナとして英語式かフランス語式か、どっちか知らんけれども、ともかく欲しいもんは自分で立っていって食べろや、のレストランはボタニーには多くはない。 韓国の人は、例の、サービスでドバドバと、これでもかこれでもかと出てくる、キムチや魚の揚げたのや、海藻サラダや、日本ではたしか「大学いも」なる、いよいよ訳のわからない名前がついている甘い味付けの芋やの小鉢料理の影響でしょう、意外とたくさんの「食べ放題」レストランを開いていて、いま頭のなかでザッと数えてみただけで韓国料理食べ放題レストランはオークランドにも6軒ある。 いちど、ノースショア、橋の向こうのオークランドの北新地にでかけて、入ってみたら、食べ放題の焼き肉がことのほかおいしくて、カルビを2kgくらい食べて、ビビンバと、ついでなので冷麺も食べたら、帰りに運転するのが眠くて、ままならなくて、やむをえず、途中でモニさんに交代してもらったことがあった。 インド料理屋は、ランチはバフェ式のほうが普通です。 カレーが肉入りがチキン、ラム、ときどきなぜかビーフもあって6〜8個くらいの深皿トレイに入って並んでいる。 横には、ここが興味ぶかいというかなんというか、一応、「わたしは隣の不浄なやつらとは交渉がありませんからね」と主張するものであるがごとく、40センチくらいの距離をもたせた別のテーブルに、Shahi paneer、Palak paneer、ダルやアルゴビ、いろいろ並んで、出来たてのナンやロティが絶えず厨房から運ばれてくる。 と、ここまで書いて当然気が付くのは韓国レストランの「食べ放題」では、なんだか妙におおきい、胡乱な服装の、ときどき韓国語を口走ったりする白い外国人のにーちゃんが、千尋の両親のごとくガツガツガツと食べまくって、ゲエエエーップッをする下品さで、やたらと食べまくる人が散見されるのに、インド料理屋では、そういう光景を見たことがない。 いや、よく見ると、ナンを4人で10枚くらい重ねて、わいわいがやがや、そんだらこったー、なんだってわかんね、と楽しそうに述べながら、たくさん食べてはいるが、どうも詰め込むというようには見えません。 あの人らがいっぱい食べるのは、いつものことである。 でも、がっつかなくて、のんびりです。 メキシコのカンクーンに行くと、砂州のような細長い砂浜の連続に沿って、何十というホテルが並んでいる。 Hard Rock Hotel Marriot Grand Oasis The Westin Club Med … Continue reading

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